手のひらサイズなのに、写真が楽しくなる KODAK PIXPRO C1。
レトロなデザインと素直な写りで、旅行や日常スナップを気軽に楽しめるコンパクトデジカメです。
この記事では、実際にPIXPRO C1で撮影した作例をたっぷり掲載。
スマホでは撮れないレトロな雰囲気や色合いを楽しむコツ、初心者でも簡単に撮影を楽しめるポイントまで、写真とともに紹介します。
「どんな写真が撮れるの?」という方も、この記事を読めばPIXPRO C1の魅力をすぐにイメージできます。
KODAK PIXPRO C1 の特徴

KODAK PIXPRO C1 は、手のひらサイズで軽量なコンパクトデジカメなので、旅行や散歩など、気軽に持ち運んで撮影を楽しめます。
操作はシンプルで初心者でも迷わず扱えるため、初めてのデジカメとしても安心です。
さらに、レトロなデザインと素直で温かみのある色合いの写りが魅力で、スマホでは出せない写真表現を楽しめます。
日常のスナップや旅行の写真も、気軽に撮るだけで味わい深い作例を残すことができ、撮影そのものをより楽しくしてくれます。
KODAK PIXPRO C1 の詳細なスペックはビックカメラの商品ページで確認可能です。
(公式サイトのページが見つからず。。)
KODAK PIXPRO C1 の作例
では、さっそく KODAK PIXPRO C1 の作例を紹介していきます。
手軽に持ち歩けるコンパクトさとシンプル操作のおかげで、旅行や日常のスナップでも気軽にシャッターを切ることができます。
レトロな色合いや素直な写りは、スマホでは表現しにくい温かみのある雰囲気を作り出します。
例えば街角の風景やカフェのひとコマ、散歩途中の空や公園の景色など、何気ない日常もPIXPRO C1なら写真として楽しめます。
なお、ここに掲載している写真はすべてレタッチなしの撮って出しです。(一部の写真では、傾き補正と切り抜きはしています。)
静寂のみなとみらい
真夏の早朝。街が本格的に目覚める前の、静寂に包まれたみなとみらいを撮影してきました。
PIXPRO C1 の主な設定は以下のとおりです。ほぼデフォルト設定ですね。
- 撮影モード:プログラムAE(露出補正:+0.0EV, ISO感度:Auto)
- 色彩:標準
- 測光方式:平均測光
- 画像サイズ:13M (4160 x 3120)
- ホワイトバランス:Auto
- 画質:JPG
- マクロモード:オフ

































灼熱の湘南
強い日差しと海風に包まれた真夏の湘南を撮影してきました。
PIXPRO C1 の主な設定は「静寂のみなとみらい」の作例同様にデフォルト設定です。
- 撮影モード:プログラムAE(露出補正:+0.0EV, ISO感度:Auto)
- 色彩:標準
- 測光方式:平均測光
- 画像サイズ:13M (4160 x 3120)
- ホワイトバランス:Auto
- 画質:JPG精細
- マクロモード:オフ










マクロ撮影
PIXPRO C1 のマクロモードでの撮影を試してみました。
「マクロモード」を「オン」にしている以外はデフォルト設定です。
- 撮影モード:プログラムAE(露出補正:+0.0EV, ISO感度:Auto)
- 色彩:標準
- 測光方式:平均測光
- 画像サイズ:13M (4160 x 3120)
- ホワイトバランス:Auto
- 画質:JPG精細
- マクロモード:オン

PIXPRO C1 のマクロモード時の最短撮影距離はスペック上「8cm〜」とのことですが、確かに8cmくらいの距離でもピントが合いました。

解像感はそこそこです。
近距離の被写体を撮るときには積極的に利用したいです。

夜景撮影
大さん橋からのみなとみらいの夜景を撮影してきました。
PIXPRO C1 の設定は、撮影モードを「夜景」にして、露出補正とISO感度を適宜調整しながら撮影しました。
- 撮影モード:夜景(露出補正:-1.0〜+1.0EV, ISO感度:手動)
- 色彩:標準
- 測光方式:平均測光
- 画像サイズ:13M (4160 x 3120)
- ホワイトバランス:Auto
- 画質:JPG精細
- マクロモード:オフ
いずれの写真も三脚に固定して撮影しました。
ノイズを抑えるためISO感度を低くすると、シャッタースピードが遅くなります。
遅いシャッタースピードに耐えられるように三脚は極力利用したほうがよいと思います。

上の写真は、ISO感度「200」で設定しました。
ISO感度を「200」から「400」に上げると、以下の写真のように全体が明るくなりました。
ただ、ISO感度「200」の写真と比べるとノイズが目立ちます。

下の2枚の写真もISO感度「200」で設定しました。
最初は「100」で設定しましたが、暗かったため「200」に変更しました。
夜景撮影は少し試行錯誤が必要になりますね。


撮影機材 & アクセサリー

この記事の作例に利用した撮影機材とアクセサリーを紹介します。
KODAK PIXPRO C1 本体
本記事の主役 KODAK PIXPRO C1 です。
SDカード
PIXPRO C1で撮影した大切なデータを保存するために不可欠なSDカード。
どのカードを選べば良いか、ポイントを簡潔にご紹介します。
このカメラは、スマートフォンなどで広く使われているmicroSDカード(またはmicroSDHCカード)に対応しています。
購入の際に注意したいのが容量です。 PIXPRO C1が公式にサポートしているのは最大32GBまで。64GB以上のカード(microSDXC規格)はカメラが認識できず、エラーの原因となるため使用できません。
また、カードは別売りなので、カメラ本体と一緒に忘れずに準備しましょう。
液晶保護フィルム
PIXPRO C1 の液晶モニターは、フレーム部分と比べて少しくぼんでいるので構造的に傷つきにくいと思います。
ただ、念の為保護フィルムを貼っておくと安心かと思います。
僕が購入した液晶保護フィルムは以下の商品です。
Amazon で800円弱(2枚セット)でした。
三脚
夜景撮影には三脚が必要です。
作例の撮影に利用した三脚は「VANGUARD VEO 3T 235ABP」です。
PIXPRO C1 などの軽いカメラ用であれば、より耐荷重の小さい低価格の三脚でもよいと思います。
まとめ
ここまで、KODAK PIXPRO C1の魅力を多くの作例とともに紹介してきました。
たくさんの写真を通して、このカメラの魅力が少しでも伝わっていたら嬉しいです。
最後に、この記事の内容を踏まえて「KODAK PIXPRO C1は、こんな方にこそおすすめしたい!」というポイントをまとめてみました。
- カメラは初めてだけど、気軽に始めてみたい人
- スマホの写真とは一味違う、雰囲気のある写真を撮りたい人
- フィルムカメラのような写りが好きだけど、コストは抑えたい人
- 旅行や普段使いで気兼ねなく使える、おしゃれなサブカメラを探している人
いつもの道、見慣れた景色、大切な人との時間。
KODAK PIXPRO C1 は、そんな日常をそっと記録へと変えてくれます。
小さなカメラとともに、あなたにとってかけがえのない瞬間を見つけてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。