アルバルク東京の試合観戦に「国立代々木競技場 第一体育館」(以下、代々木第一体育館)に行ってきました。
この記事では、代々木第一体育館へのアクセス方法、バスケの試合における観戦席からの見え方などの情報を多くの写真とともに紹介します。
代々木第一体育館でバスケ観戦される方や写真撮影を楽しむバスケファンの皆様の参考になれば幸いです。
新着記事
アリーナの特徴
代々木第一体育館は、Bリーグのチーム「アルバルク東京」のホームアリーナです。
アリーナ概要は以下のとおりです。
正式名称 | 国立代々木競技場 第一体育館 |
住所 | 東京都渋谷区神南2丁目1−1 |
竣工 | 1964年9月 |
拠点チーム | アルバルク東京 |
観戦席数 | 最大約13,000席 |
代々木第一体育館は、東京都渋谷区にある多目的アリーナで、1964年東京オリンピックの主要会場の一つとして建設されました。
この建築は、世界的に著名な建築家・丹下健三氏によって設計され、その特徴的なデザインは現代建築における重要なマイルストーンとされています。
特に、屋根構造が注目される点で、二重の吊り構造を用いた大規模な屋根は、その当時としては革新的な技術を反映しています。
2021年に国の重要文化財に指定(国立代々木競技場として)されています。
観客席数は約13,000席で、コンサート、スポーツイベント、展示会など幅広い用途に対応しています。
内部は可動席を備え、様々なイベントに応じてレイアウトを変更することが可能です。
その他の情報は、国立代々木競技場 公式サイトをご覧ください。
観戦席からの見え方
1階 コートサイド席
1階 コートサイド ベンチ側からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
コートサイド ベンチ側 HOME寄りの席からの眺めです。
天吊4面ディスプレイで得点状況やリプレイなどを見ることができます。(この位置からだと見上げることになりますが。)
コートサイド ベンチ側 正面の席からの眺めです。
コート真正面は試合運営に関わるスタッフの皆様の席があり観戦席はありませんが、参考までに。
コートサイド ベンチ側 AWAY寄りの席からの眺めです。
1階 コートサイド ベンチ向かい側からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
コートサイド ベンチ向かい側 HOME寄りの席からの眺めです。
コートサイド ベンチ向かい側 正面の席からの眺めです。
コートサイド ベンチ向かい側 AWAY寄りの席からの眺めです。
1階 コートエンド席
1階 コートエンド席からの見え方を紹介します。
HOME側、AWAY側ともに3列の構成ですが、2列目、3列目にそれぞれ段差が設けられていました。
小さな段差ですが、段差がないよりは見やすいかなと思います。
1階 コートエンド HOME側からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
コートエンド HOME側 ベンチ寄りの席からの眺めです。
コートエンド HOME側 ベンチ向かい寄りの席からの眺めです。
少し見上げるかたちになりますが、天吊4面ディスプレイも見やすいかと思います。
1階 コートエンド AWAY側からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
コートエンド AWAY側 ベンチ寄りの席からの眺めです。
AWAY側のエンド席からは正面の大型ディスプレイも見ることができます。
コートエンド AWAY側 ベンチ向かい寄りの席からの眺めです。
1階 アリーナサイド席
1階アリーナサイド席は、固定席ではなく仮設席です。
撮影した日のアルバルクの試合では、ひな壇の傾斜が少し緩いかなという印象です。
もう少し段差があったほうが観戦しやすいかなと思いました。
1階 アリーナサイド ベンチ側の席からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
1階アリーナサイド ベンチ側 HOME寄りの席からの眺めです。
1階アリーナサイド ベンチ側 ほぼ正面の席からの眺めです。
1階アリーナサイド ベンチ側 AWAY寄りの席からの眺めです。
1階 アリーナサイド ベンチ向かい側の席からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
1階アリーナサイド ベンチ向かい側 HOME寄りの席からの眺めです。
1階アリーナサイド ベンチ向かい側 正面の席からの眺めです。
1階アリーナサイド ベンチ向かい側 AWAY寄りの席からの眺めです。
1階 アリーナエンド席
1階アリーナエンド席は、固定席ではなく仮設席です。
撮影した日のアルバルクの試合では、以下のようにグループシートやペアシートが用意されていました。
1階アリーナエンドのシート構成は、開催試合によって変化するようです。
1階 アリーナエンド HOME側の席からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
1階アリーナエンド HOME側の席からの眺めです。
B.LEAGUE 2023-24シーズンのアルバルク東京 ホーム最終節では、以下の写真のようにアリーナエンド席が拡張されました。(通常はこの半分くらいの高さまでの設営です。)
拡張された1階アリーナエンド HOME側の最後列の座席からの眺めです。
この座席の拡張の効果もあり、2024年4月28日の群馬クレインサンダーズ戦にて、入場者数が10,513名となり、クラブ主管試合最多入場者数を更新しました!
1階 アリーナエンド AWAY側の席からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
1階アリーナエンド AWAY側の席からの眺めです。
AWAY側のエンド席からは正面の大型ディスプレイも見ることができます。
アリーナ撮影した千葉ジェッツ戦では、このエリアから観戦しました。
1階アリーナエンド AWAY側の最後列から撮影した写真を紹介します。
観戦した席からの眺めです。
試合前にハドルを組む千葉ジェッツの選手たち。
試合前にハドルを組むアルバルク東京の選手たちとルーク。
B.LEAGUE 2023-24シーズンのアルバルク東京 ホーム最終節では、以下の写真のようにアリーナエンド席が拡張されました。(通常はこの半分くらいの高さまでの設営です。)
拡張された1階アリーナエンド AWAY側の最後列の座席からの眺めです。
1階 スタンド席
1階 スタンド ベンチ側からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
1階 スタンド ベンチ側 HOME寄り一番端の席からの眺めです。
一番端の席だとさすがにコートまで遠いです。
1階 スタンド ベンチ側 HOME寄りの席からの眺めです。
コートのエンドライン付近の席ですが、このくらいの位置だと観戦しやすそうです。
1階 スタンド ベンチ側 正面の席からの眺めです。
バスケの試合を俯瞰的に観戦するにはベストの席だと思います。
ちょうどよい距離感で、快適に観戦できるかと思います。
1階 スタンド ベンチ側 AWAY寄りの席からの眺めです。
コートのエンドライン付近の席ですが、このくらいの位置だと観戦しやすそうです。
1階 スタンド ベンチ側 AWAY寄り一番端の席からの眺めです。
一番端の席だとさすがにコートまで遠いです。
1階 スタンド ベンチ向かい側からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
1階 スタンド ベンチ向かい側 AWAY寄り一番端の席からの眺めです。
一番端の席だとさすがにコートまで遠いです。
1階 スタンド ベンチ向かい側 AWAY寄りの席からの眺めです。
コートのエンドライン付近の席ですが、このくらいの位置だと観戦しやすそうです。
1階 スタンド ベンチ向かい側 正面の席からの眺めです。
バスケの試合を俯瞰的に観戦するにはベストの席だと思います。
ちょうどよい距離感で、快適に観戦できるかと思います。
ベンチ向かい側なので、チアのパフォーマンス、ハーフタイムイベント、試合終了後の選手インタビューを正面から見ることができます。
1階 スタンド ベンチ向かい側 HOME寄りの席からの眺めです。
コートのエンドライン付近の席ですが、このくらいの位置だと観戦しやすそうです。
1階 スタンド ベンチ向かい側 HOME寄り一番端の席からの眺めです。
一番端の席だとさすがにコートまで遠いです。
1階 スタンド ベンチ向かい側 HOME寄り一番端の席からはイベントスペースが見えます。
1階 スタンド ベンチ向かい側の一番端の席からは、代々木第一体育館の美しい曲線を描いた天井を堪能することができます。
1階スタンド席 ベンチ向かい側の前から6列目の席から観戦したときの写真を紹介します。
特に視界を遮るものもなく、快適に観戦できました。
1階 スタンド席(見切れ)
1階 スタンド席の1列目は見切れ席として販売されています。
1列目から大人の目線の高さで撮影した写真を紹介します。
ご覧の通り、1階 アリーナ席の設営用パイプでコート面が見切れます。
手前の手すりは、おそらく子供の目線でも邪魔にはならないと思います。
2階 スタンド席
2階 スタンド席からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
ベンチ側(座席表の下側)からの見え方のみ紹介します。
上下対象のため、ベンチ向かい側(座席表の上側)からも同様の見え方になります。
2階 スタンド ベンチ側 HOME寄り 一番端の席からの眺めです。
一番端の席だとコートまで遠いです。
ただ、視線の高さがある分、1階スタンド席の一番端の席よりは観戦しやすいと思います。
2階 スタンド ベンチ側 HOME寄りの席(前から5列目くらい)からの眺めです。
一番端の席に比べると観戦しやすいかと思います。
2階 スタンド ベンチ側 HOME寄りの席(最後列)からの眺めです。
最後列なのでコートからは遠くなります。
2階 スタンド ベンチ側 正面の席(前から5列目くらい)からの眺めです。
俯瞰的に観戦するにはよい席だと思います。
2階 スタンド ベンチ側 正面の席(最後列)からの眺めです。
バスケットLIVEの映像と同じくらいの角度だと思います。
2階 スタンド ベンチ側 AWAY寄りの席(前から5列目くらい)からの眺めです。
一番端の席に比べると観戦しやすいかと思います。
2階 スタンド ベンチ側 AWAY寄りの席(最後列)からの眺めです。
最後列なのでコートからは遠くなります。
2階 スタンド ベンチ側 AWAY寄り 一番端の席からの眺めです。
一番端の席だとコートまで遠いです。
ただ、視線の高さがある分、1階スタンド席の一番端の席よりは観戦しやすいと思います。
撮影環境
アリーナの明るさ
写真撮影にあたって、代々木第一体育館の明るさは問題なしです。
下の写真では、「F値:6.3」、「シャッタースピード:1/500秒」のマニュアル露出設定で、ISO感度(Auto設定)が「5000」に抑えられているので問題ないかと思います。
フリッカーの有無
フリッカーとは、蛍光灯やLEDといった照明が目に見えない速さで点滅している現象のことです。
照明の点滅により撮影した写真に縞模様が写り込んだり、写真の色合いが変化してしまいます。
代々木第一体育館では、フリッカー現象の発生はなさそうです。
シャッタースピード「1/500秒」で連続撮影した写真に、不自然な色合いの変化や縞模様がないことを確認しました。
バスケ撮影装備&設定
僕がバスケ撮影で実際に利用している撮影機材やアクセサリーを参考までに紹介します。
カメラ | SONY α6400 |
レンズ(望遠ズーム) | SONY E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS 型名:SEL70350G (ズームレンズ、焦点距離:70〜350mm, 開放F値:F4.5〜6.3) |
レンズ(中望遠) | SONY FE85mm F1.8 型名:SEL85F18 (単焦点レンズ、焦点距離:85mm, 開放F値:F1.8) |
ストラップ | Peak Design (ピークデザイン) リーシュ カメラストラップ(アッシュ) L-AS-3 |
α6400 の豊富な作例を掲載した実写レビューは、以下の記事をご参照ください。
バスケ撮影時の設定のポイントは以下の記事にまとめています。
参考にしていただけるとうれしいです。
バスケ撮影 作例
代々木第一体育館で撮影した写真を紹介します。
アクセス
JR 原宿駅からのルート
代々木第一体育館へは、JR 原宿駅からアクセス可能です。
「西口」から徒歩5分ほどで到着します。
バスケの試合当日は人の流れができているので、流れに身を任せれば到着すると思います。
明治神宮前駅「1番出口」からも同じくらいの距離でアクセス可能です。
原宿駅や明治神宮前駅からのアクセスでは途中で歩道橋を渡ります。
歩道橋の上から撮影した代々木第一体育館です。
写真の右下にあるのが国立代々木競技場の出入り口(門)です。
歩道橋を降りるとすぐに国立代々木競技場の出入り口(門)があります。
門を抜けると代々木第一体育館の原宿口が見えます。
アルバルク東京のホームゲームでは、マスコットキャラクターのルークが出迎えてくれます。
その他のルート
JR「渋谷駅」、東京メトロ「代々木公園駅」からも徒歩でアクセス可能です。
国立代々木競技場の公式サイトに代々木第一体育館へのアクセスが掲載されています。
適宜参照ください。
周辺情報
代々木第二体育館
代々木第一体育館に隣接するのが「国立代々木競技場 第二体育館」(代々木第二体育館)です。
1964年に開催された東京オリンピックでは、バスケットボール競技の試合が開催されました。
設計は、代々木第一体育館と同様、建築家 丹下健三氏が手がけ、その現代的なデザインが特徴です。
最大収容人数は約3,000人で、バスケットボールを中心に、バドミントン、レスリングなど多くの国内・国際大会が開催されています。
代々木第二体育館の各観戦席からの見え方やアクセス方法などの情報は以下の記事をご参照ください。
まとめ
代々木第一体育館での観戦席からの見え方やアクセス方法などの情報を写真とともに紹介しました。
簡単にまとめます。
- 国の重要文化財に指定され「二重の吊り構造」を採用した大屋根が特徴であり現代建築の傑作
- 観戦席13,000の大規模アリーナ
- 試合やイベントを俯瞰的に観るには「1階スタンド」の正面の席がおすすめ
- 原宿駅、明治神宮前駅から徒歩5分以内の好立地
最後までお読みいただきありがとうございました。