こんにちは、趣味フォトグラファー見習いの しゅーと です。
サッカー J1リーグ戦「横浜F・マリノス vs セレッソ大阪」の試合を日産スタジアムで観戦してきました。
この記事では、サッカー観戦を通して実際に撮影した写真とともに撮影時の設定を紹介します。
日産スタジアムでのサッカー観戦および撮影の際に少しでも参考になれば幸いです。
撮影装備
今回のサッカーの試合撮影で利用した装備品を紹介します。
α6400のようにAPS-Cサイズのイメージセンサーを搭載したカメラでは、「レンズ側の焦点距離 × 1.5」が35mm判換算の焦点距離になります。
今回のレンズ「SEL70350G」の最長焦点距離は「350mm」なので、350mm × 1.5 = 525mm が35mm判換算での最長焦点距離になります。
つまり、フルサイズ(35mm)のイメージセンサーを搭載したカメラに 525mm の焦点距離のレンズをつけたときと同じ画角で撮影できるということです。
APS-Cサイズのカメラのほうが望遠での撮影には有利ということになります。
サッカー撮影の設定
今回の撮影装備(α6400 + SEL70350G)によるサッカー撮影の設定は以下のとおりです。
スタジアムや天候によっても変わってくると思いますが、今回の撮影の最適値かと思います。
それぞれの設定について簡単に説明します。
撮影モード
「撮影モード」は、シャッタースピード、絞りの両方を手動で設定する「マニュアル露出 (M)」に設定しました。
スポーツの撮影では「シャッタースピード優先AE」か「マニュアル露出 (M)」の二択になるかと思います。
今回は絞りも固定したかったので「マニュアル露出 (M)」としました。
シャッタースピード
サッカー撮影で最も重要なのが「シャッタースピード」です。
シャッタースピードが遅すぎると選手の手足がブレてしまいます。
一方で速くしすぎると光量が足りず写真が暗くなってしまいます。
今回はデイゲームでしたが、厚い雲に覆われていたので少し暗かったです。
(とはいえ、ナイトゲームに比べれば全然明るかったです。)
試行錯誤の結果「1/1000 秒」と設定しました。
試合中以外の動きの少ないシーンでは「1/1000 秒」より遅い設定でも撮影しています。
絞り
今回の試合はデイゲームでしたが厚い雲に覆われ少し暗めだったため、より多くの光を取り込むために開放F値である「F4.5 〜 6.3」を設定しました。
もし晴天の場合でも背景のボケを大きくしたいので開放F値で撮影すると思います。
明るすぎる場合はシャッタースピードを速くすることにより調整することになるかと。
ISO感度
「ISO感度」は「Auto」に設定しました。
シャッタースピードと絞りの設定からカメラが適切な値に設定してくれます。
ISO感度が大きくなるとノイズが許容できなくなるので、ISO上限値を「6400」と設定しました。
ドライブモード
「ドライブモード」では、1枚撮影、連続撮影、セルフタイマー設定などの動作を設定します。
サッカーに限らず、スポーツの撮影では決定的瞬間を確実に収めるために連続撮影(連写)モードがよいと思います。
今回のカメラ α6400 では「連続撮影(約11コマ/秒)」で設定しました。
フォーカス設定
「フォーカスモード」は「コンティニュアスAF」、「フォーカスエリア」は「トラッキング」に設定しました。
この設定により、動く被写体を自動追尾してピントを合わせ続けてくれます。
その他の設定
「焦点距離」は被写体に合わせて「70〜350mm」で撮影しました。
「ホワイトバランス」は「Auto」に設定しました。
現像時に変更すればよいのであまり気にしなくてよいと思います。
観戦&撮影ポイント
観戦したのは11/12(日)に日産スタジアムで行われた横浜F・マリノス 対 セレッソ大阪 の試合です。
ホームの横浜F・マリノスの応援に行きました。
今日の観戦席はメインサイド1階席(ミックスエリア)の4列目です。
下の図の青色線で囲まれたエリアです。
1〜3列目は販売されていないので、4列目が最前列になります。
今回の観戦席からの眺望を紹介します。
日産スタジアムは陸上トラックがあるためピッチまでの距離は遠いです。
ただ、想定していたよりは近いかなという印象を持ちました。
日産スタジアムの座席を選ぶにあたって「サカ×マイル」さんのページを参考にさせていただきました。
各ブロックからの眺望、具体的におすすめの席などをとてもわかりやすくまとめてくださっています。
日産スタジアムで観戦する方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
【写真106枚で徹底ガイド】日産スタジアム各スタンド・ブロックからのピッチの見え方。おすすめの座席は?
日産スタジアムの各スタンドからフィールドがどのように見えるか、豊富な写真とともに詳しくガイドします! サッカー日本代表や横浜F・マリノスなどサッカーの試合から有名アーティストのライブまで幅広く利用される日産スタジアム(横浜国際
サッカーフォトギャラリー
ここからは写真を中心に紹介します。
写真の下のキャプション(説明文)に記載した「焦点距離」は「35mm判換算」の焦点距離です。
日産スタジアム到着
新横浜駅から歩いて約10分、日産スタジアム到着しました。
ご覧の通り、空は厚い雲に覆われています。
午前中は雨も降っていたのですが止んでくれました。
今日は西ゲートから入場です。
円陣を組む横浜F・マリノスの選手たち。
円陣を組むセレッソ大阪の選手たち。
キックオフ
14:03 キックオフです。
この試合から復帰となった角田涼太朗選手。
ヤン マテウス選手の見事なヘディングシュートが決まったあとに喜びを分かち合うシーンです。
エウベル選手のシュートシーンです。
残念ながらこのシュートは外れましたが、直後に追加点を決めてくれました。
追加点のシーンは写真撮れてません。。
前半が終了し「2-0」で横浜F・マリノスがリードしています。
後半開始です。
セレッソの選手2人に囲まれながらも、卓越したテクニックとボディバランスで切り抜けるエウベル選手。
足がつってしまったエウベル選手に対して、セレッソのカピシャーバ選手が処置をしてくれてます。
試合終了
前半のリードを守り切って「2-0」のスコアでマリノスが勝利しました!
セレッソ大阪、横浜F・マリノスの選手のみなさま、素晴らしい試合を観せていただきありがとうございました。
まとめ
Jリーグ 横浜F・マリノス 対 セレッソ大阪 の試合観戦を通して撮影した写真とともに利用したカメラ、レンズ、設定を紹介しました。
日産スタジアムでのサッカー観戦および撮影をおこなうみなさまの参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。