こんにちは、趣味フォトグラファー見習いの 栗花落しゅーと です。
工場夜景って荘厳で神秘的ですよね。
FINAL FANTASY 7のミッドガルっぽいところにも魅了されるのかもしれません。
ずっと撮りたいと焦がれていたのですが、京浜工業地帯の工場夜景クルーズというものがあるということを知り、さっそく行ってきました。
この記事では、工場夜景クルーズを通して実際に撮影した写真とともに利用したカメラ、レンズ、設定についてお伝えします。
難易度が高いといわれる工場夜景クルーズでの撮影の際に少しでも参考になれば幸いです。
撮影装備と設定
今回の工場夜景クルーズの撮影で利用した装備品を紹介します。
カメラ | SONY α6400 |
レンズ | SIGMA 16mm F1.4 DC DN / ソニー Eマウント (単焦点、焦点距離:16mm, 開放F値:F1.4) |
ジンバル | FeiyuTech G6 Max |
陸上からの夜景撮影では、三脚を利用して長時間露光(スローシャッター)で撮影するのが一般的かと思います。
クルーズ船上からの撮影ではそうはいきません。
常にゆらゆらしながら移動しているので、三脚は利用できず長時間露光での撮影はできません。
ということで、シャッタースピードが稼げないので、開放F値の小さい明るいSIGMA単焦点レンズを選定しました。
静止画撮影にはジンバルは不要ですが、今回の工場夜景クルーズでは動画撮影も兼ねていたのでジンバルにカメラを装着した状態で撮影してきました。(どちらかいうと動画撮影のほうがメインでした。)
「SONY α6400」では静止画と動画の撮影モード切替の際にシャッタースピード等の設定が引き継がれます。
動画撮影の設定は「シャッタースピード優先:1/50秒」に固定したかったので、動画撮影に影響のないように静止画撮影モードは「Auto」に設定しました。
それなりの航行速度であり、設定を試行錯誤している時間はなかったので結果的に「Auto」設定でよかったかなと思います。
航行ルート&撮影ポイント
今回の工場夜景クルーズの発着地はハンマーヘッドのりばです。
ハンマーヘッドのりばを出発すると、大黒大橋をくぐって直進します。
川崎市に入ると多くの工場が見えてきます。
大師運河で折り返して、同じ航路を通ってハンマーヘッドのりばに戻ってきます。
煌めく工場夜景の記録
クルーズ船「SEA BASS ACE」は、ハンマーヘッドのりばから出港。
屋上デッキの一番前でカメラを構えました。
進行方向右側にベイブリッジとらえながらまずは大黒大橋に向かいます。
ベイブリッジは節電のためかライトアップされていませんでした。残念。
大黒大橋に近づいてきました。
大黒大橋の下を抜けて、いよいよ工場地帯に向かいます。
横浜市から川崎市に入っています。
写真の中央より少し左側に見えている建物が「東亜石油」の製油所だと思います。
工場夜景っぽくなってきましたね。
「東亜石油」の製油所を正面からとらえました。かっこいいですね。
今回の航行ルートの中で最もミッドガルっぽいかもしれません。
望遠レンズがあればもっと寄って撮りたかったです。
右側の白い光を放つ建物も美しいですね。
これはどこの船でしょうね??
どのへんで撮った写真なのか記憶にないです。。
おそらく折り返した後だと思います。
つばさ橋が見えてきました。
遠いですが存在感のある橋ですね。
大黒大橋に戻ってきました。
よく見ると大黒大橋と海面の間にランドマークタワーとコスモクロックが確認できます。
進行方向左側(写真の左の方)に大黒ジャンクションが見えます。
この大黒ジャンクションと大黒大橋が見える景色はお気に入りです。
ここから大黒大橋の下を通る4連写です。
今回のSIGMAレンズは焦点距離16mmの広角レンズなのでこのような遠近感が強調されたダイナミックな写真が撮れます!
大黒大橋を抜けて、進行方向左側(写真の右の方)にベイブリッジが見えてきました。
遠くにランドマークタワーとコスモクロックが見えてきました。
みなとみらいに戻ってきました。
出発地のハンマーヘッドのりばで工場夜景クルーズ終了です。
それにしても雲が分厚いですね。。
途中で雨がパラパラと降っていたときもあったのですがなんとか持ちこたえてくれました。
まとめ
京浜工業地帯の工場夜景クルーズを通して撮影した写真を紹介しました。
工場夜景というタイトルの割には大黒大橋の写真が大半を占めてしまいすみません。。
工場夜景クルーズの撮影では、シャッタースピードを稼げません。
そのため、なるべく開放F値の小さい明るいレンズを利用すること、高いISO感度設定にすることがポイントになるのかなと思います。
ただ、ISO感度を高くするとノイズが大きくなります。
なるべくISO感度を低くして、ブレないシャッタースピードの値を探る感じになるでしょうか。
試行錯誤の時間がなければ、今回の撮影のようにカメラおまかせの「Auto」設定でもよいのかなと思います。
工場夜景クルーズでの撮影の際に少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。