こんにちは、趣味フォトグラファー見習いの しゅーと です。
2022年のゴールデンウィークに京都旅行に行ってきました。
新緑の季節ということで、京都の古い町並みや寺社が若々しい緑に包まれ、その美しさは一段と際立っていました。
特に心を奪われたのが、瑞々しい青もみじでした。
この記事では、α6400で撮影した京都各所の写真とともに利用したカメラ、レンズ、設定を紹介します。
もし京都での撮影を計画しているなら、この記事が参考になることを願っています。
撮影装備
今回の京都旅行の撮影で利用した装備品を紹介します。
カメラ | SONY α6400 |
レンズ | SONY E 18-135mm F3.5-5.6 OSS 型名:SEL18135 (ズームレンズ、焦点距離:18〜135mm, 開放F値:F3.5〜5.6) |
ストラップ | Peak Design (ピークデザイン) リーシュ カメラストラップ(アッシュ) L-AS-3 |
チャージャー&バッテリー | SONY アクセサリーキット ACCTRW |
今回は、α6400 のキットレンズとして購入した高倍率ズームレンズ「SEL18135」を選定しました。
複数のレンズを持っていくという選択肢もありましたが、荷物を軽くしたかったので1つに絞りました。
カメラ本体(バッテリー、メモリカード含む)とレンズ合わせて「728g」という圧倒的な軽さで機動性もバッチリです!
京都各所の散策中は、ずっとカメラをたすき掛けにしていましたが、首や肩の痛みを感じることはありませんでした。
旅行には小型・軽量なカメラに限りますね。
散策&撮影ルート
京都駅を起点に、公共交通機関で30分程度で行ける範囲で散策しました。
- 1日目:清水寺 -> 二寧坂(スタバ) -> 銀閣寺(東山慈照寺) -> 平安神宮
- 2日目:金閣寺(北山鹿苑寺) -> 龍安寺 -> 仁和寺 -> 北野天満宮
- 3日目:伏見稲荷大社 -> 鴨川デルタ -> 元離宮二条城
京都旅行の記録
レタッチ手法
今回の京都旅行の写真は、Lightroom でフィルム風にレタッチしました。
フィルム写真ならではノスタルジックな色味やざらりとした粒状感が京都の時代を超えた美しさを際立たせているのではないかと思います。
以下のサイト「カメラを構えて」さんの記事を参考にさせていただきました。
1日目
最初に訪れたのは京都旅行の定番「清水寺」です。
この写真に映る建物は、本堂から少し離れたところにある「子安塔」です。
青もみじの爽やかな緑色と子安塔の朱色のコントラストが圧巻です。
青もみじは時の流れの中で変わりゆく自然の美しさを、子安塔は不変の伝統と歴史の重みを表していると言えるのではないでしょうか。
残念ながらこの日は小雨。この雨模様の中、青もみじが格別な美しさを放っていました。
その葉の上に静かに佇む雨露は、若い緑色の背景に鮮明に映し出され、宝石のように輝いていました。
本堂付近から「三重塔」を背景にして撮影しました。
清水寺の参道である二寧坂(二年坂)にひっそりと佇むスターバックスコーヒーで休憩しました。
一度通り過ぎてしまったのですが幸運にも見つけることができました。
祇園の賑やかな雰囲気を後にして、タクシーで「東山慈照寺」に向かいました。
緑が豊かな慈照寺の中で、時折見えるツツジの鮮やかな赤色が一際目を引く美しさでした。
自然と季節が織りなす色彩のコントラストは、心を和ませてくれる光景でした。
慈照寺の象徴である「観音殿 銀閣」を正面からのアングルで撮影しました。
平安神宮の大鳥居です。
この写真だと大きさが伝わらないかと思いますが、「幅18m、高24m」もあるとのことです。
近くで見上げるとその大きさに圧倒されること間違いなしです。
2日目
2日目に最初に訪れたのは、金閣寺(鹿苑寺)です。
舎利殿「金閣」の周りに広がる庭園が新緑の季節に生き生きとしており、それがまた金色の建物を一段と際立たせていました。
舎利殿「金閣」の最上階に取り付けられた鳳凰のアップ写真です。
今回のズームレンズ「SEL18135」ではここまでアップで撮ることはできません。
最大望遠で撮影した写真をトリミングしたものです。
澄み渡る青空のなかに金色の鳳凰が映えますね。
龍安寺の池(鏡容池)で楽しそうに遊んでいるアヒルを撮影しました。
龍安寺の「蹲踞(つくばい)」を撮りました。
蹲踞とは、茶室に入る前に手や口を清めるための水を溜める器のことです。
水で清める際に、低く備えつけられた蹲踞にしゃがむ姿勢となることから、「しゃがむ、うずくまる」という意味の「つくばう」に由来します。
無惨様のセリフ『頭を垂れて蹲え、平伏せよ』とセットで覚えればよいと思います。
中央の四角い水穴を「口」という字に見立てて上下左右の文字と共用し「吾唯知足」と読むという、謎解き風のおしゃれな造りです。
「吾唯知足」は「われ、ただ足るを知る」と読み、「不満に思わず満足する心を持ちなさい」という意味が込められているとのこと。
人間の欲を戒める言葉として禅宗のお寺などでよく引用される言葉だそうです。
仁和寺の白書院から撮影しました。手前に広がるのは「南庭」と呼ばれる石庭で、右奥に見えるのが「勅使門」です。
南庭に白い岩のようなものそびえが立ってますね。なんでしょうか?
南庭の白い岩を少しアップで撮影してみました。
仁和寺と現代アートのコラボレーションでしょうか?
説明書きがあったようにも思うのですがよく覚えていません。。
仁和寺の北庭が見えるあたりから、五重塔を撮影しました。
五重塔の真下からの景色です。
五重塔は、徳川三代将軍家光の寄進によって建てられ、国の重要文化財に指定されています。
2日目の最後は北野天満宮です。
北野天満宮は、学問の神様「菅原道真公」を祀る、全国に約12000社ある天満宮・天神社の総本社です。
学業成就のご利益があるとされ、この日も多くの学生さんで賑わっていました。
3日目
3日目のはじめに訪問したのは「伏見稲荷大社」です。
「千本鳥居」で有名ですね。今回の京都旅行では、どうしても千本鳥居が見たかったので、伏見稲荷大社は外せませんでした。
写真は「楼門」と呼ばれる建物で伏見稲荷大社の正門にあたります。
豊臣秀吉によって造営されたと伝えられています。(木と鳥居で半分くらい隠れてしまっていますが。。)
千本鳥居は大行列・大混雑で人が映らない写真を撮る事は不可能でした。
伏見稲荷大社は24時間参拝可能なので、早朝の時間帯に参拝するとよいかもしれません。
本殿奥の奥宮から奥社奉拝所までの参道に造設されている鳥居が「千本鳥居」です。
(場所は伏見稲荷大社の公式ページを参照ください。)
千本鳥居は、実際には1000基はなくて、800基程度と言われています。
鴨川デルタに到着しました。
賀茂川と高野川が合流し、鴨川となる合流地点にある三角州が「鴨川デルタ」です。
休日の晴天ということもあり、鴨川デルタは数多くの人々で賑わっていました。
三角州にはアオサギが優雅に佇んでいました。
この写真には写っていないですが、トンビが上空を旋回していて食べ物を狙っています。
鴨川デルタでは食事は控えたほうがよさそうです。
京都旅行の最後は「二条城」です。
正式名称は「元離宮二条城」で、15代将軍徳川慶喜が大政奉還の意思を表明した場所として有名です。
旅の最後にふさわしくラストダンジョンっぽい雄大さがありました。
下の写真は二の丸御殿に隣接する二の丸庭園です。
二条城の造営時に作庭された池泉回遊式(池を景観要素として取り入れ、その周囲を巡って鑑賞する日本庭園の古形式)の庭園とのことです。
最後の写真は「二の丸御殿唐門」です。
二の丸御殿の正門であり、国の重要文化財に指定されています。
繊細で色彩豊かな彫刻が施されていることがわかるかと思います。
まとめ
京都旅行で撮影した写真とともに利用したカメラ、レンズ、設定を紹介しました。
少しでもみなさまの参考になれば嬉しいです。
旅行には小型・軽量のカメラがいいですね。今回の撮影に利用した「α6400 + 高倍率ズームレンズ(SEL18135)」は特におすすめです!
最後までご覧いただきありがとうございました。