Bリーグ 2025-26シーズンの開幕節「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs レバンガ北海道 Game2」の観戦に IGアリーナ に行ってきました。
この記事では、IGアリーナの観客席からの試合の見え方、撮影環境、アクセス方法などの情報を多くの写真とともに紹介します。
IGアリーナでバスケ観戦される方、写真撮影を楽しむ方の参考になればうれしいです。
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アリーナの特徴

IGアリーナの概要は以下のとおりです。
| 正式名称 | IGアリーナ (愛知国際アリーナ)  | 
| 住所 | 愛知県名古屋市北区名城1丁目4-1 | 
| 開業 | 2025年7月13日 | 
| 拠点チーム | 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ | 
| 観戦席数 | 約15,000席 | 
IGアリーナは、名古屋市・名城公園北園エリアに開業した国内最大級の多目的アリーナです。
地下鉄名城公園駅から徒歩0分の好立地にあり、着席時で約15,000人、最大収容で約17,000人を収容可能です。
また、どの席からも見やすい「ハイブリッドオーバル型」構造や360度センタービジョンを備え、臨場感あふれる観戦体験を提供。スポーツはもちろん、コンサートや国際イベントにも対応する次世代型アリーナです。
IGアリーナの詳しい情報は、公式サイトをご覧ください。
観戦席からの見え方
アリーナ
アリーナ(以下の座席表の赤色部分)の席からの見え方を紹介します。

コートエンド席は、HOME側、AWAY側ともに1列構成です。
ドリンクホルダー付き、クッション性のある仕様のシートです。
アリーナ席 コートエンド HOME側の席からの眺めです。


コートサイド席も、ベンチ向かい側、ベンチ側ともに1列構成です。
ドリンクホルダー付き、クッション性のある仕様のシートです。
下の写真はベンチ向かい側のコートサイドの席を撮影したものです。
ご覧の通り、コートとの距離が非常に近く極上の臨場感を味わえると思います。

コートサイド席から見上げるセンターハングビジョンは迫力満点のスケールで圧倒されます。

1Fスタンド サイド
1Fスタンド サイド席(以下の座席表の赤色部分)からの見え方を紹介します。
ベンチ向かい側(座席表の下側)の前から8列目くらいの席から撮影しました。

1Fスタンド サイド HOME寄りの席からの眺めです。

1Fスタンド サイド コート正面の席からの眺めです。
試合の臨場感を存分に味わうことができる格別の席ですね。

1Fスタンド サイド AWAY寄りの席からの眺めです。

1Fスタンド コーナー
1Fスタンド コーナー席(以下の座席表の赤色部分)からの見え方を紹介します。
ベンチ向かい側(座席表の下側)のコーナー席から撮影しました。

1Fスタンド コーナー ベンチ向かい側/HOME側の席からの眺めです。

1Fスタンド コーナー ベンチ向かい側/AWAY側の席からの眺めです。

1Fスタンド エンド
1Fスタンド エンド席(以下の座席表の赤色部分)からの見え方を紹介します。
HOME側(座席表の右側)の前から15列目くらいの席から撮影しました。

1Fスタンド エンド HOME側 ベンチ向かい寄りの席からの眺めです。

1Fスタンド エンド HOME側 コート正面の席からの眺めです。
コート真正面の席は、奥側のバスケットゴールが見えないのであまりおすすめできません。
HOME側にはコート真正面にも観戦席がありますが、AWAY側にはありません。

1Fスタンド エンド HOME側 ベンチ寄りの席からの眺めです。

1Fスタンド エンド HOME側 4列目の席で実際に観戦した時の写真を以下に掲載します。
1Fスタンド エンド席は、写真撮影にもおすすめです。


1Fスタンド エンド席は、下の写真の通り傾斜がやや緩やかです。
鉄柵より上の部分が2Fスタンド席ですが、1Fスタンド席のほうが傾斜が緩いのがわかると思います。
そのため、前列に背の高い方が座ると、やや視界が遮られることがあるかもしれません。

1Fエンド席のシートは、座面と背面ともにクッション性が高く、実際に2時間座り続けても腰が痛くならず、快適に観戦できました。ドリンクホルダーもついてます。
座席幅は比較的ゆとりがあり、前のシートとの間隔は十分なレベル(すみません!の声掛けは必要)かと思います。
1Fエンド席に限らず、1F/2Fスタンド席はおそらく同じ仕様のシートが採用されていると思います。

2Fスタンド サイド
2Fスタンド サイド席(以下の座席表の赤色部分)からの見え方を紹介します。
ベンチ向かい側(座席表の下側)の最後列の席から撮影しました。

2Fスタンド サイド HOME寄りの席からの眺めです。

2Fスタンド サイド コート正面の席からの眺めです。
バスケの試合をある程度俯瞰しつつ、臨場感も味わいたい場合にはベストの席だと思います。
ベンチ向かい側の観戦席では、チアのパフォーマンス、ハーフタイムイベント、試合終了後の選手インタビューも正面から見ることができます。

2Fスタンド サイド AWAY寄りの席からの眺めです。

2Fスタンド コーナー
2Fスタンド コーナー席(以下の座席表の赤色部分)からの見え方を紹介します。
ベンチ向かい側(座席表の下側)のコーナー席から撮影しました。

2Fスタンド コーナー ベンチ向かい側/HOME側の席からの眺めです。

2Fスタンド コーナー ベンチ向かい側/AWAY側の席からの眺めです。

2Fスタンド エンド
2Fスタンド エンド席(以下の座席表の赤色部分)からの見え方を紹介します。
HOME側(座席表の右側)の最後列の席から撮影しました。

2Fスタンド エンド HOME側 ベンチ向かい寄りの席からの眺めです。

2Fスタンド エンド HOME側 コート正面の席からの眺めです。

2Fスタンド エンド HOME側 ベンチ寄りの席からの眺めです。

4Fスタンド サイド
4Fスタンド サイド席(以下の座席表の赤色部分)からの見え方を紹介します。
ベンチ側(座席表の上側)の最前列の席、最後列の席から撮影しました。

4Fスタンド サイド 最前列の席からの眺めです。
最前列の席であれば、コートとの距離は意外と遠くないかなという印象です。
ただし、最前列の前には手すりがあるので、少し視界を遮られる可能性があります。



4Fスタンド サイド 最後列の席からの眺めです。
かなり高い位置からコートを見下ろす感じになります。
観戦席の場所によっては、手すりにより視界が遮られるかもしれません。



4Fスタンド コーナー
4Fスタンド コーナー席(以下の座席表の赤色部分)からの見え方を紹介します。
4Fスタンド コーナーの最前列の席、最後列の席から撮影しました。

4Fスタンド コーナー HOME側/ベンチ向かい側の最前列の席からの眺めです。

4Fスタンド コーナー HOME側/ベンチ側の最前列の席からの眺めです。

4Fスタンド コーナー HOME側/ベンチ向かい側の最後列の席からの眺めです。

4Fスタンド コーナー HOME側/ベンチ側の最後列の席からの眺めです。

4Fスタンド席は、下の写真のように傾斜がかなり大きくなっています。
そのため、前席の人の頭で視界が遮られるということはないです。

4Fスタンド席のシートは、1F/2Fスタンド席シートより背もたれが高くなっていました。
背もたれのクッション性はないですが、座面のクッション性は確保されているようです。
ドリンクホルダーは写真の通り各シートに付属していました。

4Fスタンド エンド
4Fスタンド エンド席(以下の座席表の赤色部分)からの見え方を紹介します。
4Fスタンド エンド席の最前列の席、最後列の席から撮影しました。

4Fスタンド エンドの最前列の席からの眺めです。



4Fスタンド エンドの最後列の席からの眺めです。
最後列の席は、さすがにコートまで遠いですね。
4Fスタンド席のなかでは、サイド席、コーナー席での観戦をおすすめします。



2F 車いす席
2F 車いす席からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分が2F 車いす席で、2Fスタンド コーナー席のすぐ後ろに設けられています。

2F 車いす席(HOME側/ベンチ向かい側)からの眺めです。
視界を遮るものはなく、快適に観戦できると思います。

2F 車いす席(HOME側/ベンチ側)からの眺めです。
見え方は、HOME側/ベンチ向かい側の席と同様です。

4F 車いす席
4F 車いす席からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分が4F 車いす席で、4Fスタンド サイドに設けられています。

4F 車いす席からの眺めです。
視界を遮るものはなく、快適に観戦できると思います。

撮影環境
アリーナの明るさ
写真撮影にあたって、IGアリーナの明るさは問題なしです。
「F値:4.0」、「シャッタースピード:1/640秒」のマニュアル露出設定で、ISO感度(Auto設定)が「5000」に抑えられているので十分な明るさが確保されていると思います。

フリッカーの有無
フリッカーとは、蛍光灯やLEDといった照明が目に見えない速さで点滅している現象のことです。
照明の点滅により撮影した写真に縞模様が写り込んだり、写真の色合いが変化してしまいます。
IGアリーナでは、フリッカー現象の発生はなさそうです。
シャッタースピード「1/500秒」で連続撮影した写真に、不自然な色合いの変化や縞模様がないことを確認しました。
バスケ撮影装備&設定
僕がバスケ撮影で実際に利用している撮影機材やアクセサリーを紹介します。
| カメラ(メイン) | SONY α7CII | 
| カメラ(サブ) | SONY α6400 | 
| レンズ(標準ズーム) | SONY FE 24-105mm F4 G OSS 型名:SEL24105G (ズームレンズ、焦点距離:24〜105mm, 開放F値:F4.0)  | 
| レンズ(望遠ズーム) | SONY FE 70-200mm F4 Macro G OSS II 型名:SEL70200G2 (ズームレンズ、焦点距離:70〜200mm, 開放F値:F4.0)  | 
| レンズ(望遠ズーム) | SONY E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS 型名:SEL70350G (ズームレンズ、焦点距離:70〜350mm, 開放F値:F4.5〜6.3)  | 

α7CII の実写レビューは、以下の記事をご参照ください。
SEL24105G, SEL70200G2 の作例を多く掲載しています。
IGアリーナの観戦席からの見え方は「α7CII + SEL24105G」で撮影しました。


α6400 の実写レビューは、以下の記事をご参照ください。
SEL70350G で撮影したバスケ試合の作例も多く掲載しています。

バスケ撮影時の設定のポイントは以下の記事にまとめています。
参考にしていただけるとうれしいです。

アクセス

名城公園駅からのルート
IGアリーナへは、名古屋市営地下鉄 名城線「名城公園駅」からアクセス可能です。
4番出口から徒歩0分です。
4番出口を出るとすぐに巨大なアリーナが目の前に姿を現します。
その他のルート
名古屋市営地下鉄 鶴舞線「浄心駅」からも徒歩18分ほどでアクセス可能です。
IGアリーナの公式サイトにもアクセス方法が掲載されていますので、適宜ご参照ください。
まとめ

IGアリーナでの観戦席からの見え方やアクセス方法などの情報を多くの写真とともに紹介しました。
IGアリーナについて簡単にまとめます。
- 名古屋ダイヤモンドドルフィンズの新たな本拠地であり、約15,000人収容の国内最大級のアリーナ
 - 国内最大級のセンターハングビジョンやリボンビジョンを備え、臨場感あふれる観戦体験を実現
 - 名城公園駅から徒歩0分の好立地
 
最後までお読みいただきありがとうございました。
