バスケの聖地「国立代々木競技場 第二体育館」(以下、代々木第二体育館)に行ってきました!
この記事では、代々木第二体育館へのアクセス方法、バスケの試合における観戦席からの見え方、撮影環境などの情報を多くの写真とともに紹介します。
代々木第二体育館でバスケ観戦される方や写真撮影を楽しむバスケファンの皆様の参考になれば幸いです。
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アリーナの特徴
代々木第二体育館は、Bリーグのチーム「アルバルク東京」、「サンロッカーズ渋谷」のホームアリーナです。
アリーナ概要は以下のとおりです。
正式名称 | 国立代々木競技場 第二体育館 |
住所 | 東京都渋谷区神南2丁目1−1 |
竣工 | 1964年8月 |
拠点チーム | アルバルク東京、サンロッカーズ渋谷 |
観戦席数 | 約3,200席 |
代々木第二体育館は、東京都渋谷区の代々木公園に位置するスポーツ施設であり、1964年の東京オリンピックの際に建設されました。
世界的に著名な建築家・丹下健三氏によるデザインで、斬新な吊り構造を採用しています。
特徴的な貝殻のような外観を持ち、円錐形の美しい天井が印象的です。
主にバスケットボールの試合で使用されますが、コンサートやイベント会場としても利用されています。
可動式の座席を収納することで、円形のアリーナとしても活用できます。
その他の情報は、国立代々木競技場 公式サイトをご覧ください。
観戦席からの見え方
1階 アリーナ席
1階 アリーナ席からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
アルバルク東京主催試合では、座席表の右上がホームチーム席になっていますが、サンロッカーズ渋谷主催試合ではアウェイチーム席になっていました。(2023-24シーズン)
この記事では、アルバルク東京の座席表に合わせて説明します。
下の写真は、1階 アリーナ席 コードサイド ベンチ側 の観戦席からの眺めです。
すぐ目の前には選手のベンチがあります。
同じく1階 アリーナ席 コードサイド ベンチ側 の観戦席からの眺めです。
アルバルク東京、サンロッカーズ渋谷のどちらの主催試合でも、コートサイドのベンチ向かい側の観戦席は5列構成でした。
どちらの主催試合でもほぼ段差がない状態だったので、2列目以降は見づらいかなと思います。
1階 スタンド席
1階 スタンド席からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
代々木第二体育館で最もおすすめするのが「1階スタンド席」です。
おすすめの理由は以下のとおりです。
コートが近い:
1階スタンド席はコートが非常に近く、選手たちの迫力あるプレイを間近で観戦できます。
試合の熱気やスピード感を直に感じられる席です。
視界良好:
1階スタンド席は十分な段差があり、視界を遮られる心配がありません。(最前列は視線が低いので除く)
クリアな視界が確保されており、試合の展開をストレスなく楽しむことができます。
快適な座席:
2階スタンド席と比べて座席の幅が広く、ゆったりとしたスペースで試合を観戦できる点も大きな魅力です。
また、座面にクッションパットが敷かれているので、お尻が痛くなりづらく腰への負担も軽減されます。
下の写真は、1階 スタンド席 ベンチ側 の観戦席(最後列)からの眺めです。
目の前に選手のベンチがあり、選手と共に戦っているような一体感を味わえます。
下の写真のとおり、視界を遮るものがなく快適にバスケ観戦できます。
独立行政法人日本スポーツ振興センターホームページに掲載されている1階スタンド席の写真を紹介します。
十分な段差があること、座席の幅が広いことがわかると思います。
2階 スタンド席 前方
2階 スタンド 前方の観戦席からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
ベンチ向かい側のホーム寄りの席(上の座席表の赤い矢印部分)から時計回りに紹介します。
2階スタンド 前方の観戦席は、どの席からもコートが近く、迫力あるバスケットボール観戦を楽しむことができます。
特にエンド席はゴールが正に目の前にあり、圧倒的な臨場感を味わえます。
最前列の席の前は通路になっており、手すりよりもかなり高い位置に座席が設置されています。
そのため、背の低い方や小さなお子様でも視界を遮られる心配はありません。
また、段差が大きいので2列目以降も前列の観客で視界を遮られることなく快適に観戦できるかと思います。
2階 スタンド席 後方
2階 スタンド 後方の観戦席からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
ベンチ向かい側のホーム寄りの席(上の座席表の赤い矢印部分)から時計回りに紹介します。
2階スタンド 後方の観戦席は、コート全体を見渡すことができ、試合の流れや選手の動きがよく分かります。
1階席や2階スタンド前方の観戦席に比べると、コートからの距離がありますが、それでも試合の迫力や熱気は十分に感じられます。
最もコートから遠いベンチ向かい側 正面の席(Lブロック最後列)でも距離を感じさせません。
2階スタンド席は、段差が大きいので前列の観客で視界を遮られることなく快適に観戦できるかと思います。
2階 スタンド席 Hブロック
2階 スタンド席 Hブロックの前から6列目から観戦したときの眺めを紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
6列目でもコートはとても近く感じられ、迫力あるバスケットボール観戦を楽しむことができました。
また、段差も大きいので視界良好でストレスなく観戦できました。
撮影環境
アリーナの明るさ
写真撮影にあたって、代々木第二体育館の明るさは問題なしです。
下の写真は、試合時に撮影したものです。
「F値:6.3」、「シャッタースピード:1/500秒」のマニュアル露出設定で、ISO感度(Auto設定)が「4000」に抑えられているので十分な明るさが確保されていると思います。
フリッカーの有無
フリッカーとは、蛍光灯やLEDといった照明が目に見えない速さで点滅している現象のことです。
照明の点滅により撮影した写真に縞模様が写り込んだり、写真の色合いが変化してしまいます。
代々木第二体育館では、フリッカー現象の発生はなさそうです。
シャッタースピード「1/500秒」で連続撮影した写真に、不自然な色合いの変化や縞模様がないことを確認しました。
バスケ撮影装備&設定
僕がバスケ撮影で実際に利用している撮影機材やアクセサリーを参考までに紹介します。
カメラ | SONY α6400 |
レンズ(望遠ズーム) | SONY E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS 型名:SEL70350G (ズームレンズ、焦点距離:70〜350mm, 開放F値:F4.5〜6.3) |
レンズ(中望遠) | SONY FE85mm F1.8 型名:SEL85F18 (単焦点レンズ、焦点距離:85mm, 開放F値:F1.8) |
ストラップ | Peak Design (ピークデザイン) リーシュ カメラストラップ(アッシュ) L-AS-3 |
α6400 の豊富な作例を掲載した実写レビューは、以下の記事をご参照ください。
バスケ撮影時の設定のポイントは以下の記事にまとめています。
参考にしていただけるとうれしいです。
バスケ撮影 作例
代々木第二体育館で撮影した写真を紹介します。
アクセス
渋谷駅からのルート
渋谷駅から代々木第二体育館へのルートを紹介します。
公園通りをまっすぐ進むと、代々木第二体育館、第一体育館の特徴的な外観が見えてきます。
公園通りの突き当りに桜(3月上旬だったので河津桜でしょうか)が咲いていました。
正面には、代々木公園ケヤキ並木が見えます。
信号を渡り、右に曲がって少し歩くと「国立代々木競技場」の入口(渋谷門)が見えてきます。
入口(渋谷門)をくぐると、目の前に代々木第二体育館がそびえ立っています。
その他のルート
JR「原宿駅」、東京メトロ「明治神宮前駅」、東京メトロ「代々木公園駅」からも徒歩でアクセス可能です。
国立代々木競技場の公式サイトに代々木第二体育館へのアクセスが掲載されています。適宜参照ください。
周辺情報
代々木第一体育館
代々木第二体育館に隣接するのが「国立代々木競技場 第一体育館」(代々木第一体育館)です。
代々木第一体育館は、1964年東京オリンピックの主要会場の一つとして建設されました。
観客席数は約13,000席で、コンサート、スポーツイベント、展示会など幅広い用途に対応しています。
代々木第一体育館の各観戦席からの見え方やアクセス方法などの情報は以下の記事をご参照ください。
まとめ
代々木第二体育館での観戦席からの見え方やアクセス方法などの情報を写真とともに紹介しました。
簡単にまとめます。
- 特徴的な貝殻のような外観を持ち、円錐形の美しい天井が印象的
- すり鉢状のコンパクトなアリーナでどの観戦席からでも見やすい
- コートが近い/視界良好/快適な座席の「1階スタンド席」がおすすめ
- 渋谷駅、原宿駅、明治神宮前駅などから徒歩でアクセス可能な好立地
最後までお読みいただきありがとうございました。