こんにちは、趣味フォトグラファー見習いの しゅーと です。
9/15(金)にニッパツ三ツ沢球技場で行われた横浜F・マリノス 対 サガン鳥栖 の試合を観戦してきました。
この記事では、試合観戦を通して実際に撮影した写真とともに撮影時の設定を紹介します。
ニッパツ三ツ沢球技場での観戦および試合撮影の際に少しでも参考になれば幸いです。
撮影装備
今回のサッカーの試合撮影で利用した装備品を紹介します。
カメラ | SONY α6400 |
レンズ | SONY E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS 型名:SEL70350G (ズームレンズ、焦点距離:70〜350mm, 開放F値:F4.5〜6.3) |
ストラップ | Peak Design (ピークデザイン) リーシュ カメラストラップ(アッシュ) L-AS-3 |
カメラ レインカバー | エツミ カメラ レインカバー 簡易型M (2枚入) |
今回のレンズ「SEL70350G」の最長焦点距離は「350mm」なので、35mm判換算では「525mm」になります。
フルサイズ(35mm)のイメージセンサーを搭載したカメラに 525mm の焦点距離のレンズをつけたときと同じ画角で撮影できるということです。
この日はちょうど試合時間帯に降雨予報がでていたため、エツミの「カメラ レインカバー」を予め購入しました。
幸いにも使用することはなく、安心して観戦&撮影できました。
サッカー撮影の設定
今回の撮影装備(α6400 + SEL70350G)によるサッカー撮影の設定は以下のとおりです。
スタジアムや天候によっても変わってくると思いますが、参考にしていただければと思います。
それぞれの設定について簡単に説明します。
撮影モード | マニュアル露出 (M) |
シャッタースピード | 1/1000 〜 1/800 秒 |
絞り | F4.5 〜 6.3 (開放F値) |
ISO感度 | Auto (上限:6400) |
ドライブモード | 連続撮影 |
フォーカスモード | コンティニュアスAF |
フォーカスエリア | トラッキング |
焦点距離 | 70 〜 350mm (被写体の距離により柔軟に調整) |
ホワイトバランス | Auto |
撮影モード
「撮影モード」は、シャッタースピード、絞りの両方を手動で設定する「マニュアル露出 (M)」に設定しました。
スポーツの撮影では「シャッタースピード優先AE」か「マニュアル露出 (M)」の二択になるかと思います。
今回は絞りも固定したかったので「マニュアル露出 (M)」としました。
シャッタースピード
サッカー撮影で最も重要なのが「シャッタースピード」です。
シャッタースピードが遅すぎると選手の手足やボールがブレてしまいます。
一方で速くしすぎると光量が足りず写真が暗くなってしまいます。
今回は、試行錯誤の結果「1/1000 〜 1/800 秒」と設定しました。
絞り
今回の試合はナイトゲームだったため、より多くの光を取り込むために開放F値である「F4.5 〜 6.3」を設定しました。
今回のレンズ「SEL70350G」は、焦点距離によって開放F値が変動します。
最短焦点距離(70mm)のときに「F4.5」、最長焦点距離(350mm)のときに「F6.3」となります。
ISO感度
「ISO感度」は「Auto」に設定しました。
シャッタースピードと絞りの設定からカメラが適切な値に設定してくれます。
ISO感度が大きくなるとノイズが許容できなくなるので、ISO上限値を「6400」と設定しました。
ドライブモード
「ドライブモード」では、1枚撮影、連続撮影、セルフタイマー設定などの動作を設定します。
決定的瞬間を逃さないように、今回は「連続撮影(約11コマ/秒)」に設定しました。
フォーカス設定
「フォーカスモード」は「コンティニュアスAF」、「フォーカスエリア」は「トラッキング」に設定しました。
この設定により、動く被写体を自動追尾してピントを合わせ続けてくれます。
その他の設定
「焦点距離」は被写体に合わせて「70〜350mm」で撮影しました。
ニッパツ三ツ沢球技場はピッチが非常に近いので、常に「350mm」で撮影するというわけにはいかずズーム操作が忙しかったです。
「ホワイトバランス」は「Auto」に設定しました。
色味が気になる場合は変更してもよいですが、現像時に変更すればよいのであまり気にしなくてよいと思います。
観戦&撮影ポイント
9/15(金)にニッパツ三ツ沢球技場で行われた横浜F・マリノス 対 サガン鳥栖 の試合を観戦しました。
ホームの横浜F・マリノスの応援に行きました。
三ツ沢上町駅から徒歩で向かいました。
Google マップで調べると三ツ沢上町駅から徒歩23分という結果になりますが、実際の所要時間は15分ほどでした。
座席はバックスタンドの最前列です。
ニッパツ三ツ沢球技場の特徴はスタンドとピッチがとても近いことです。
メインスタンド側には運営スペースがあるため最前列でも少し高い位置からの観戦になります。
一方でバックスタンド側は選手とほぼ同じ目線の高さで試合を堪能することができます。
完璧なトラップや繊細なドリブルは目の前で繰り広げられ、選手たちのかけ声だけでなく息遣いまで鮮明に耳に届きます。
圧倒的な臨場感を体験することができます。
サッカーフォトギャラリー
ここからは写真を中心に紹介します。
写真の下のキャプション(説明文)に記載した「焦点距離」は「35mm判換算」の焦点距離です。
ニッパツ三ツ沢球技場 到着
ニッパツ三ツ沢球技場に到着しました。
この日は雷雨の影響でキックオフが30分遅れて、19:30に変更になりました。
バックスタンドのコーナー付近から撮影した写真を掲載します。
ピッチの近さを感じられるかと思います。
今日の座席からの景色です。写真の下端に写っているのは手すりです。
目線の高さは選手とほぼ同じです。
タッチラインまで数メートルという驚愕の近さです。
座席から左方にある大型映像装置を撮りました。
キックオフ
いよいよキックオフです。
写真を通してニッパツ三ツ沢球技場の圧倒的な臨場感を体験いただければと思います。
後半は観戦に集中していてあまり撮影できていません。。ご了承ください。
すぐ目の前のタッチラインからのスローインです。近い!
レンズの最長焦点距離である「525mm (35mm判換算)」に設定して逆サイド(メインスタンド側)を撮影した写真です。
逆サイドでも十分に迫力のある写真を撮れているかと思います。
これから後半が始まるところです。
マリノスの選手たちが円陣を組んでいます。
試合終了
試合は「1-1」のスコアで引き分けとなりました。
終盤に同点に追いついてからのマリノスの怒涛の攻撃には息をのむ瞬間が続きました。
横浜F・マリノス、サガン鳥栖の選手のみなさま、素晴らしい時間をありがとうございました。
次回のニッパツ三ツ沢球技場での観戦&撮影を楽しみにしたいと思います。
まとめ
Jリーグ 横浜F・マリノス 対 サガン鳥栖 の試合観戦を通して撮影した写真とともに利用したカメラ、レンズ、設定を紹介しました。
今後、ニッパツ三ツ沢球技場での観戦および撮影をおこなうみなさまの参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。