フォトマスター検定1級 合格体験記

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こんにちは、趣味フォトグラファー見習いの しゅーと です。

写真やカメラに関する知識を体系的に学び、写真撮影の技術を高めることを目的としてフォトマスター検定1級の受験に挑みました。
2023年11月におこなわれた試験において、無事にフォトマスター検定1級に合格できました!

この記事では、フォトマスター検定1級に合格するためにおこなった勉強方法、参考図書、試験当日の所感などを紹介します。
これからフォトマスター検定に挑戦するみなさまにとって、少しでも参考になれば幸いです。

フォトマスター検定とは

フォトマスター検定(フォト検)は、写真とカメラの実用知識に関する検定試験です。
写真愛好家や関連業界の従業員など、幅広い受験者を対象としており、写真撮影の技術や知識の修得・確認とスキル向上を目的としています。

フォト検は、3級、2級、準1級、1級、およびEX(エキスパート)という5つの階級があります。

階級概要レベル
3級基本的な知識と技法を試す趣味として楽しむ
2級一般的~中程度の知識と技法を試す趣味を深める
準1級上級程度の知識と技法を試す趣味を極める
1級高度な知識と技法を試す写真教室の指導者を目指す
EX“写真の達人”としての認定コース“写真の達人”

3級〜1級は受験資格はなく、いきなり1級から受験することも可能です。
EX(エキスパート)は、1級合格者のみが受験できます。

フォトマスター検定の公式サイトはこちらです↓

フォトマスター検定|写真とカメラの実用知識検定
写真とカメラの実用知識検定 フォトマスター検定の公式サイト

フォト検 勉強方法

教材

フォトマスター検定の教材として、公式テキストと過去問題集2冊(4回分)を利用しました。

  • フォトマスター検定 公式テキスト(2版)
    • 3級・2級・準1級・1級の全級に対応したフォト検公式の教科書です。
  • フォト検 過去問題の解答と解説8
    • 第18回(2020年)、第19回(2021年)の全階級の過去問と回答・解説集です。
  • フォト検 過去問題の解答と解説7
    • 第16回(2018年)、第17回(2019年)の全階級の過去問と回答・解説集です。

いずれもフォト検事務局による直接販売のみです。
Amazonや一般の書店では取り扱っていません。

書籍のご案内|フォトマスター検定|写真とカメラの実用知識検定
写真とカメラの実用知識検定 フォトマスター検定の公式サイト

メルカリ等のフリマアプリでも出品されていることがあります。
少しでも安く購入したい方はフリマアプリをチェックするのがよいと思います。

勉強方法

資格試験の勉強には、公式テキスト等を読んで内容を理解するインプット、過去問などの問題演習をおこなうアウトプットがあります。

フォト検の公式テキストは500ページ以上もあり、読み終わる前に力尽きそうでした。
そのため、まず過去問を解いてからわからなかったところを公式テキストを読んで勉強するという方法を取りました。
アウトプットしてからインプットするという順番です。

よく出題されるけれど理解があやふやな分野は何度も公式テキストを読み込むことになるため、効率よく知識を吸収できるかと思います。

過去問を1回解いただけでは知識は定着しないため、3回繰り返しました。
第16回〜19回の4年分の過去問を3回繰り返したので12回の演習をおこなったことになります。

参考までにフォト検1級の12回分の演習の正解率を掲載します。

フォト検 1級1回目 正解率2回目 正解率3回目正解率
第16回(2018年)69%79%93%
第17回(2019年)78%78%84%
第18回(2020年)63%81%84%
第19回(2021年)60%78%95%

フォト検1級には、準1級の過去問に似た問題も出題されます。
そのため、フォト検 準1級の過去問の演習も同様に実施しました。

こちらも参考までに8回分の演習の正解率を掲載します。

フォト検 準1級1回目 正解率2回目 正解率
第16回(2018年)84%93%
第17回(2019年)71%80%
第18回(2020年)66%74%
第19回(2021年)77%89%

フォト検 参考図書

フォト検の過去問演習と並行して読んでいた書籍を紹介します。

体系的に学ぶデジタルカメラのしくみ

フォトマスター検定の公式副読本的な良書です。
公式テキストよりも平易な文章で読みやすく、図解も多くわかり易く説明されています。
フォト検対策にも写真撮影の実務にも役立つ非常におすすめの本です。

バズる!写真編集術

Adobe Lightroom Classic による写真編集の基本と写真の魅力を引き出すためのテクニックが紹介されています。
フォト検にもレタッチ関連は必ず出題されるので、この本で学んだことが役に立ったかもしれません。

フィルムカメラ・ライフ 2019-2020

フィルムカメラの購入方法、プリントの楽しみ方、撮影の基礎など盛りだくさんの内容です。
実際にフィルムカメラを購入して撮影するときに参考にしたのがこの本です。

フィルムカメラ・スタートブック

様々なフィルムカメラとその作例が多く掲載されています。
フォト検にもフィルムカメラに関する問題が出題されます。
フィルムカメラにあまり馴染みのない人は読んでおくとよいかもしれません。

フォト検 試験当日の所感

フォト検1級の試験は、かながわ労働プラザで受験しました。

1級の問題は全80問です。
試験時間は80分間のため、1問あたり1分で解答する必要があります。
40分経過した時点で35問程度しか解答できていなかったため、後半はあまり時間がありませんでした。

過去問演習では時間制限を設けていなかったので、速く解答する訓練はできていませんでした。

これから1級を受験する方は、過去問演習のときから時間を意識するのがよいかなと思います。
試験当日も時間配分には十分に気をつけていただければと思います。

まとめ

フォトマスター検定1級に合格するための勉強方法、参考図書などを紹介しました。

これからフォトマスター検定に挑戦するみなさまにとって、少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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