Bリーグ 2024-25シーズンのホーム開幕節「横浜ビー・コルセアーズ vs アルバルク東京」の観戦に横浜国際プールに行ってきました。
この記事では、横浜国際プールの観客席からの試合の見え方、撮影環境、アクセス方法などの情報を多くの写真とともに紹介します。
2024-25シーズンバージョンでお届けします。
横浜国際プールではじめてバスケ観戦される方や写真撮影を楽しむブースターのみなさまの参考になれば幸いです。
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アリーナの特徴
横浜国際プールは、Bリーグのチーム 横浜ビー・コルセアーズのホームアリーナです。
アリーナ概要は以下のとおりです。
正式名称 | 横浜国際プール (愛称:WATER ARENA ウォーターアリーナ) |
開館日 | 1998年7月4日 |
拠点チーム | 横浜ビー・コルセアーズ |
観戦席数(バスケ試合時) | 約5,000席 (1階:約1,000席、2階:約4,000席) |
横浜国際プールの最大の特徴は、夏季はプールとして使用され、冬季は床転換が行われスポーツフロアとして使用されることです。
Bリーグのシーズンが始まる直前の9月末から10月にかけてプールからスポーツフロアに転換します。
そして、4月頃にスポーツフロアからプールへの転換がおこなわれます。
他のアリーナにはない特徴として、天井から自然光を採り込む構造になっていることが挙げられます。
特に晴天時のデイゲームでは、アリーナ内が非常に明るくなります。
バスケの試合撮影ではシャッタースピードをある程度速くする必要があるため、このような明るい環境は写真撮影には適しています。
その代わりに、アリーナ全体を暗転できないためレーザーなどの光を使った演出はありません。
その他の情報は、以下の横浜国際プールの公式サイトをご覧ください。
観戦席からの見え方
1Fアリーナ エンド
1Fアリーナ コートエンド HOME側の席からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
1Fアリーナ コートエンド HOME側 ベンチ向かい寄りの席からの眺めです。
HOME側は、正面の大型ビジョンで得点やリプレイなどを確認できるのが利点です。
1Fアリーナ コートエンド HOME側 ベンチ寄りの席からの眺めです。
コートエンド ベンチ寄りの席は選手のベンチがとても近く、選手の様子を間近で観察できます。
1Fアリーナ コートエンド AWAY側の席からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
1Fアリーナ コートエンド AWAY側 ベンチ向かい寄りの席からの眺めです。
AWAY側からは振り返らないと大型ビジョンは見れませんが、正面の飛び込み台に掲げられた「RAISE THE SAIL」のビッグフラッグを拝むことができます!
1Fアリーナ コートエンド AWAY側 ベンチ寄りの席からの眺めです。
1Fアリーナ サイド
1Fアリーナ コートサイド ベンチ向かい側の席からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
1Fアリーナ コートサイド ベンチ向かい側 HOME寄りの席からの眺めです。
1Fアリーナ コートサイド ベンチ向かい側 真正面の席からの眺めです。
1Fアリーナ コートサイド ベンチ向かい側 AWAY寄りの席からの眺めです。
1Fアリーナ コートサイド ベンチ側の席からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
1Fアリーナ コートサイド ベンチ側 HOME寄りの席からの眺めです。
すぐ目の前にビーコルの選手のベンチがあります。
1Fアリーナ コートサイド ベンチ側 AWAY寄りの席からの眺めです。
すぐ目の前にAWAYチームの選手のベンチがあります。
1Fアリーナ コートサイド ベンチ側 AWAY寄りの席からの眺めです。
上の写真と同じ場所からAWAY側のゴールを撮影したものです。
1Fスタンド エンド
1Fスタンド エンド HOME側の席からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
1Fスタンド エンド HOME側の座席から実際に観戦したときの眺めです。
試合開始前の横浜ビーコルの選手のウォームアップを間近で観察することができます。
HOME側の座席なので、100%ビーコルブースターです。
気兼ねなく全力で応援できます。
1Fスタンド エンド AWAY側の席からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
AWAY側の座席ですが、AWAYベンチから遠いブロックは8割くらいはビーコルブースターの印象です。
AWAYベンチに近いブロックは、さすがにAWAYチームのブースターさんが多いです。
1Fスタンド エンド AWAY側の座席から実際に観戦したときの眺めです。
ハーフタイムは、横浜ビーコルの選手のウォームアップを間近で観察できます。
エンド席は、俯瞰視点での試合観戦が難しいというデメリットがあるものの、その代わりに選手たちの迫力満点のパフォーマンスを目の前で体感できるという大きな魅力があります。
写真撮影においても、エンド席からは選手たちがゴールに向かってドリブルやシュートをする瞬間を、まさに正面から捉えることができるという大きな利点があります。
撮影が容易なフリースローも真正面から捉えることができます。
1Fスタンド サイド
1Fスタンド サイド ベンチ向かい側の席からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
1Fスタンド サイド ベンチ向かい側の座席から実際に観戦したときの眺めです。
HOME側コート寄りの席だったので、ビーコル選手の試合開始前のウォームアップを間近で撮影できました。
AWAY側のゴールはこのくらいの距離でした。
大型ビジョンも見やすかったです。
「1Fスタンド サイド ベンチ側」よりは、コート面が見切れる面積は少ないと思います。
コート面は見切れていても、選手の動きは問題なく見えるので試合観戦は十分楽しめます。
「1Fスタンド サイド ベンチ側」同様に、選手の全身を写せないので、試合撮影には不向きです。
遮蔽物がなかったとしても、選手が横向きになることが多いサイド席では試合撮影には向かないと思います。
チアリーダーズのパフォーマンス、ハーフタイムイベント、試合終了後の表彰の撮影には「1Fスタンド サイド ベンチ向かい側」がベストポジションですね。
1Fスタンド サイド ベンチ側の席からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
1Fスタンド サイド ベンチ側の座席から実際に観戦したときの眺めです。
コートのセンターライン付近なので、どちらのゴールもとても見やすかったです。
HOME側のゴールまでの距離はこんな感じです。
AWAY側のゴールまでの距離はこんな感じ。
HOME側ゴールと同じくらいですね。
1Fスタンド サイド ベンチ側 の中央付近には、試合運営に携わるスタッフのみなさまの席があります。
その席の前にある大きなディスプレイ装置により、コート面が見切れます。
最後列(4列目)でも見切れているので、最前列だとさらに見切れているのではないかと。
コート面は見切れていても、選手の動きは問題なく見えるので試合観戦は十分楽しめます。
ただ、選手の全身を写せないので、写真撮影には不向きです。
この座席は、試合時の写真撮影をする目的では今後利用しないと思います。
(1階サイド席は人気が高いので、そもそも座席を確保するのが困難ですが。。)
試合観戦および撮影をより楽しめるように、ひな壇の段差をもう少し大きくして目線を高くしてもらえると嬉しいかもです。
2Fスタンド ベンチ向かい側
2Fスタンド ベンチ向かい側 最前列の席からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
座席表のHOME側(左側)からAWAY側(右側)に向かって紹介します。
2Fスタンド ベンチ向かい側 HOME寄り 最も端の最前列の席からの眺めです。
角度もなくコートからも遠いので、最も見づらい席の一つです。
上の写真は広角(24mm)で撮影しているので、かなりコートが小さく見えます。
人の視野角に最も近いと言われる画角(50mm)で撮影したのが下の写真です。
実際には下の写真くらいの見え方だと考えていただければよいかと思います。
2Fスタンド ベンチ向かい側 HOME寄り(エンドライン付近)最前列の席からの眺めです。
少し斜めからの眺めになりますが、バスケ観戦を十分楽しめます。
大型ビジョンも見やすいです。
2Fスタンド ベンチ向かい側 真正面の最前列の席からの眺めです。
コートが近く迫力も感じられると思います。
2Fスタンド ベンチ向かい側 AWAY寄り(エンドライン付近)最前列の席からの眺めです。
2Fスタンド ベンチ向かい側 AWAY寄り 最も端の最前列の席からの眺めです。
角度もなくコートからも遠いので、最も見づらい席の一つです。
上の写真は広角(24mm)で撮影しているので、かなりコートが小さく見えます。
人の視野角に最も近いと言われる画角(50mm)で撮影したのが下の写真です。
実際には下の写真くらいの見え方だと考えていただければよいかと思います。
2Fスタンド ベンチ向かい側 最後列の席からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
座席表のHOME側(左側)からAWAY側(右側)に向かって紹介します。
2Fスタンド ベンチ向かい側 HOME寄り 最も端の最後列の席からの眺めです。
コートまでは遠いですが、角度があるので見づらさはさほど感じないかと思います。
HOME寄りなので、大型ビジョンも見やすいです。
2Fスタンド ベンチ向かい側 HOME寄り(エンドライン付近)最後列の席からの眺めです。
2Fスタンド ベンチ向かい側 ほぼ正面の最後列の席からの眺めです。
バスケの試合を俯瞰的に観戦するにはベストの席です。
また、チアリーダーズの華麗なパフォーマンス、ハーフタイムイベント、試合終了後の選手インタビューはすべてベンチ向かい側の席に向けておこなわれます。
これらの観覧にも最適な席です。
2Fスタンド ベンチ向かい側 AWAY寄り(エンドライン付近)最後列の席からの眺めです。
2Fスタンド ベンチ向かい側 AWAY寄り 最も端の最後列の席からの眺めです。
コートまでは遠いですが、角度があるので見づらさはさほど感じないかと思います。
2Fスタンド ベンチ側
2Fスタンド ベンチ側 最前列の席からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
座席表のHOME側(左側)からAWAY側(右側)に向かって紹介します。
2Fスタンド ベンチ側 HOME寄り 最も端の最前列の席からの眺めです。
角度もなくコートからも遠いので、最も見づらい席の一つです。
上の写真は広角(24mm)で撮影しているので、かなりコートが小さく見えます。
人の視野角に最も近いと言われる画角(50mm)で撮影したのが下の写真です。
実際には下の写真くらいの見え方だと考えていただければよいかと思います。
2Fスタンド ベンチ側 HOME寄り(エンドライン付近)最前列の席からの眺めです。
少し斜めからの眺めになりますが、バスケ観戦を十分楽しめます。
大型ビジョンも見やすいです。
2Fスタンド ベンチ側 ほぼ正面の最前列の席からの眺めです。
コートが近く迫力も感じられると思います。
2Fスタンド ベンチ側 AWAY寄り(エンドライン付近)最前列の席からの眺めです。
2Fスタンド ベンチ側 AWAY寄り 最も端の最前列の席からの眺めです。
角度もなくコートからも遠いので、最も見づらい席の一つです。
上の写真は広角(24mm)で撮影しているので、かなりコートが小さく見えます。
人の視野角に最も近いと言われる画角(50mm)で撮影したのが下の写真です。
実際には下の写真くらいの見え方だと考えていただければよいかと思います。
2Fスタンド ベンチ側 最後列の席からの見え方を紹介します。
以下の座席表の赤色部分です。
座席表のHOME側(左側)からAWAY側(右側)に向かって紹介します。
2Fスタンド ベンチ側 HOME寄り 最も端の最後列の席からの眺めです。
コートまでは遠いですが、角度があるので見づらさはさほど感じないかと思います。
HOME寄りなので、大型ビジョンも見やすいです。
2Fスタンド ベンチ側 HOME寄り(エンドライン付近)最後列の席からの眺めです。
2Fスタンド ベンチ側 真正面の最後列の席からの眺めです。
「2Fスタンド ベンチ向かい側 真正面の席」と同様にバスケ観戦にはベストの席だと思います。
チアーリーダーズのパフォーマンス、ハーフタイムイベント、試合終了後の選手インタビューは背面から見ることになります。
選手ベンチが近いので、ベンチ向かい側席より選手たちの様子をより近くで観察することができます。
2Fスタンド ベンチ側 AWAY寄り(エンドライン付近)最後列の席からの眺めです。
2Fスタンド ベンチ側 AWAY寄り 最も端の最後列の席からの眺めです。
コートまでは遠いですが、角度があるので見づらさはさほど感じないかと思います。
撮影環境
アリーナの明るさ
写真撮影にあたって、横浜国際プールの明るさは問題ないです。
特に晴天時のデイゲームでは、アリーナ内が非常に明るくなるので撮影には有利です。
ナイトゲームを撮影した以下の写真をご覧ください。
「F値:1.8」、「シャッタースピード:1/500秒」のマニュアル露出設定で、ISO感度(Auto設定)が「1000」に抑えられているので問題ないかと思います。
フリッカーの有無
フリッカーとは、蛍光灯やLEDといった照明が目に見えない速さで点滅している現象のことです。
照明の点滅により撮影した写真に縞模様が写り込んだり、写真の色合いが変化してしまいます。
横浜国際プールでは、フリッカー現象の発生はなさそうです。
シャッタースピード「1/500秒」で連続撮影した写真に、不自然な色合いの変化や縞模様がないことを確認しました。
バスケ撮影装備&設定
僕がバスケ撮影で実際に利用している撮影機材やアクセサリーを紹介します。
カメラ(メイン) | SONY α7CII |
カメラ(サブ) | SONY α6400 |
レンズ(標準ズーム) | SONY FE 24-105mm F4 G OSS 型名:SEL24105G (ズームレンズ、焦点距離:24〜105mm, 開放F値:F4.0) |
レンズ(望遠ズーム) | SONY FE 70-200mm F4 Macro G OSS II 型名:SEL70200G2 (ズームレンズ、焦点距離:70〜200mm, 開放F値:F4.0) |
レンズ(望遠ズーム) | SONY E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS 型名:SEL70350G (ズームレンズ、焦点距離:70〜350mm, 開放F値:F4.5〜6.3) |
α7CII の実写レビューは、以下の記事をご参照ください。
SEL24105G, SEL70200G2 の作例を多く掲載しています。
横浜国際プールの座席からの見え方は「α7CII + SEL24105G」で撮影しています。
α6400 の実写レビューは、以下の記事をご参照ください。
SEL70350G で撮影したバスケ試合の作例も多く掲載しています。
バスケ撮影時の設定のポイントは以下の記事にまとめています。
参考にしていただけるとうれしいです。
バスケ撮影 作例
横浜国際プールで撮影した写真を紹介します。
アクセス
最寄り駅からのルート
横浜国際プールの最寄り駅は、横浜市営地下鉄グリーンライン「北山田駅」です。
北山田駅から徒歩5分くらいで到着します。
横浜国際プールまでの道のり
北山田駅の構内には横浜ビーコルのポスターが掲示されています。
写真は、2023-24シーズンの前半(2023年10月頃)に撮影したものです。
時期によって掲示されるポスターも変わるので、是非チェックしてみてください。
地上に出るとミニストップが見えます。
キッチンカーを利用しない方はここで食料を調達するのがよいと思います。
横浜国際プールへは、ミニストップの横の歩道を直進します。
すると、長い階段の先に横浜国際プールが見えます。
階段を見上げるとこんな感じです。
この長い階段は「光の階段」という名称です。
ちょっと長いですが、登りきれば横浜国際プールはすぐ目の前です!
登り終えた階段を上から見下ろすとこんな感じです。
横浜国際プール 到着
横浜国際プール メインアリーナの後ろ側(2階席入場口の逆側)に着きました。
ここから入場口に向かって歩いていきます。
横浜ビー・コルセアーズの試合当日は、この辺りにビーコルのチームバスが停まっています。
右手にメインアリーナの側面を見ながら、もう少し階段を上ります。
左手にアーティスティックな赤い階段が現れます。
階段の入口が閉鎖されているので、上った先になにがあるのかはわかりません。
さらに進むと、左手にサブプールの観客席に続く入口があります。
2階席入場口
右手に見えるのが横浜国際プールのメインアリーナのエントランス(2階席入場口)です。
横浜国際プールのメインアリーナをほぼ正面から撮影しました。
撮影したのは横浜ビーコルの試合日ではなかったので、ほとんど人がいませんでした。
試合当日は、2階席のブースター(観客)はこのメインアリーナの正面から入場します。
開場前から多くのブースターが並んで熱気に満ち溢れています。
1階席のブースターの入場口はここではないので注意してくださいね。
1階席の入場口は後述します。
メインアリーナの正面から入場すると、船長のエンブレムが描かれた大きなボードが迎えてくれます。
試合当日は、多くのブースターで賑わっています。
1階席入場口
1階席のブースター(観客)は、以下写真の建物のエントランスから入ります。
ここから横浜国際プール 1階席の入場口へとつながっています。
建物に入って階段を下りると、すぐに横浜国際プール 1階席の入場口が見えます。
2階席のブースターのみなさんはここからは入れませんので注意してくださいね。
円形広場
円形広場ではキッチンカーが出店しています。
写真は、2023-24シーズンの開幕戦(vs 京都ハンナリーズ@京都)のパブリックビューイングを円形広場で実施したときのものです。
この日もキッチンカーが少し出店していましたが、横浜国際プールでの試合当日は円形広場をぐるっと囲むくらい多くのキッチンカーが出店しています。
試合日により、出店するキッチンカーも異なります。
事前にビーコル公式のニュースでキッチンカー情報をチェックするのがよいと思います。
まとめ
横浜国際プールでの観戦席からの見え方などの情報を写真とともに紹介しました。
簡単にまとめます。
- 試合やイベントを俯瞰的に観るには「2階ベンチ向かい側」のなるべく正面の席がおすすめ
- バスケの試合撮影には「1階エンド(HOME側、AWAY側どちらでもOK)」の席がおすすめ
- 最寄り駅(北山田駅)から徒歩5分の好立地(ただし長い階段あり)
- スカイライト(天窓)からの自然光のおかげで明るい(暗転できないので演出は控えめ)
最後までお読みいただきありがとうございました。