横浜ビー・コルセアーズのホームアリーナ「横浜国際プール」に行ってきました。
この記事では、横浜国際プールへのアクセス方法や観戦席からの見え方、おすすめの観戦席などの情報を多くの写真とともに紹介します。
横浜国際プールではじめてバスケ観戦される方や写真撮影を楽しむブースターのみなさまの参考になれば幸いです。
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アリーナの特徴
横浜国際プールは、Bリーグのチーム 横浜ビー・コルセアーズのホームアリーナです。
アリーナ概要は以下のとおりです。
正式名称 | 横浜国際プール (愛称:WATER ARENA ウォーターアリーナ) |
開館日 | 1998年7月4日 |
拠点チーム | 横浜ビー・コルセアーズ |
観戦席数(バスケ試合時) | 約5,000席 (1階:約1,000席、2階:約4,000席) |
横浜国際プールの最大の特徴は、夏季はプールとして使用され、冬季は床転換が行われスポーツフロアとして使用されることです。
Bリーグのシーズンが始まる直前の9月末から10月にかけてプールからスポーツフロアに転換します。
そして、4月頃にスポーツフロアからプールへの転換がおこなわれます。
他のアリーナにはない特徴として、天井から自然光を採り込む構造になっていることが挙げられます。
特に晴天時のデイゲームでは、アリーナ内が非常に明るくなります。
バスケの試合撮影ではシャッタースピードをある程度速くする必要があるため、このような明るい環境は写真撮影には適しています。
その代わりに、アリーナ全体を暗転できないためレーザーなどの光を使った演出はありません。
その他の情報は、以下の横浜国際プールの公式サイトをご覧ください。
観戦席からの見え方
1階 エンド HOME側
1階 エンド HOME側の座席から観戦したときの眺めを紹介します。
実際に観戦したのは下の図の赤枠部分で、前から7列目(最後列)の席です。
HOME側の座席なので、100%ビーコルブースターです。
気兼ねなく全力で応援できます。
座席から真正面の眺めです。
試合開始前の横浜ビーコルの選手のウォームアップを間近で観察することができます。
同じ座席から少し画角(視野)を狭くして撮影しました。
さらに画角(視野)を狭くするとこんな感じです。
エンド席は、俯瞰視点での試合観戦が難しいというデメリットがあるものの、その代わりに選手たちの迫力満点のパフォーマンスを目の前で体感できるという大きな魅力があります。
写真撮影においても、エンド席からは選手たちがゴールに向かってドリブルやシュートをする瞬間を、まさに正面から捉えることができるという大きな利点があります。
撮影が容易なフリースローも真正面から捉えることができます。
1階 エンド AWAY側
1階 エンド AWAY側の座席から観戦したときの眺めを紹介します。
実際に観戦したのは下の図の赤枠部分で、前から5列目(最後列)の席です。
AWAY側の座席ですが、AWAYベンチから遠いブロックは8割くらいはビーコルブースターの印象です。
AWAYベンチに近いブロックは、さすがにAWAYチームのブースターさんが多いです。
座席から真正面の眺めです。
AWAY側のエンド席なので、試合開始前の横浜ビーコルの選手のウォームアップを見るにはちょっと遠いです。。
ハーフタイムは、横浜ビーコルの選手のウォームアップを間近で観察できます。
同じ座席から少し画角(視野)を狭くして撮影しました。
さらに画角(視野)を狭くするとこんな感じです。
エンド席での試合撮影は、試合の臨場感と選手たちの迫力ある動きを間近で捉えられる、非常にエキサイティングな体験です。楽しいです!
1階 サイド ベンチ側
1階 サイド ベンチ側の座席から観戦したときの眺めを紹介します。
実際に観戦したのは下の図の赤枠部分で、コートのセンターライン付近の前から4列目(最後列)の席です。
座席から真正面の眺めです。
コートのセンターライン付近なので、どちらのゴールもとても見やすかったです。
HOME側のゴールまでの距離はこんな感じです。
AWAY側のゴールまでの距離はこんな感じ。
HOME側ゴールと同じくらいですね。
1階サイド ベンチ側 の中央付近には、試合運営に携わるスタッフのみなさまの席があります。
その席の前にある大きなディスプレイ装置により、コート面が見切れます。
最後列(4列目)でも見切れているので、最前列だとさらに見切れているのではないかと。
コート面は見切れていても、選手の動きは問題なく見えるので試合観戦は十分楽しめます。
ただ、選手の全身を写せないので、写真撮影には不向きです。
この座席は、試合時の写真撮影をする目的では今後利用しないと思います。
(1階サイド席は人気が高いので、そもそも座席を確保するのが困難ですが。。)
試合観戦および撮影をより楽しめるように、ひな壇の段差をもう少し大きくして目線を高くしてもらえると嬉しいかもです。
1階 サイド ベンチ向かい側
1階 サイド ベンチ向かい側の座席から観戦したときの眺めを紹介します。
実際に観戦したのは下の図の赤枠部分で、前から4列目(最後列)の席です。
座席から真正面の眺めです。
HOME側コート寄りの席だったので、ビーコル選手の試合開始前のウォームアップを間近で撮影できました。
AWAY側のゴールはこのくらいの距離でした。
大型映像装置も見やすかったです。
「1階 サイド ベンチ側」よりは、コート面が見切れる面積は少ないと思います。
コート面は見切れていても、選手の動きは問題なく見えるので試合観戦は十分楽しめます。
「1階 サイド ベンチ側」同様に、選手の全身を写せないので、試合撮影には不向きです。
遮蔽物がなかったとしても、選手が横向きになることが多いサイド席では試合撮影には向かないと思います。
チアリーダーズのパフォーマンス、ハーフタイムイベント、試合終了後の表彰の撮影には「1階 サイド ベンチ向かい側」がベストポジションですね。
1階 エンド(HOME側)の座席の段差は以下の写真をご覧ください。
列数は異なりますが、エンド(AWAY側)、サイドの座席の段差も同程度です。
1階 サイド席・エンド席に共通しますが、ひな壇の段差が小さいので最後列でもそれほど目線は高くないです。
コート面が見切れるというデメリットがある一方で、選手と同じくらいの目線で迫力のあるプレイを間近で堪能できるのはよいところだと思います。
2階 観戦席
2階の通路9地点から見えるコートの眺めを紹介します。
2階の観戦席を選択するときに参考にしてもらえるとうれしいです。
① 2階ベンチ向かい側の右端からの眺めです。
障害物もなくバスケ観戦に支障はないですが、コートまで少し遠いですかね。
② 2階ベンチ向かい側のHOME寄りの席からの眺めです。
少し斜めからの眺めになりますが、バスケ観戦を十分楽しめます。
大型ビジョンも見やすいです。
周りはビーコルブースターしかいないので全力で応援できると思います。
③ 2階ベンチ向かい側の正面からの眺めです。
バスケの試合を俯瞰的に観戦するにはベストの席だと思います。
また、チアリーダーズの華麗なパフォーマンス、ハーフタイムイベント、試合終了後の選手インタビューはすべてベンチ向かい側の席に向けておこなわれます。
これらの観覧にも最適な席です。
④ 2階ベンチ向かい側のAWAY寄りの席からの眺めです。
AWAYチームのブースターさんもいるので、ビーコルの応援には少し気を使うかもしれません。。
全力で応援したい方はHOME寄りの席がよいと思います。
⑤ 2階ベンチ向かい側の左端からの眺めです。
やはりコートまで遠いですね。
⑥ 飛び込み台付近からの眺めです。
ここに座席はないので観戦はできませんが。。
⑦ 2階ベンチ側の左端からの眺めです。
⑧ 2階ベンチ側の正面からの眺めです。
「③ 2階ベンチ向かい側の正面」と同様にバスケ観戦にはベストの席だと思います。
チアーリーダーズのパフォーマンス、ハーフタイムイベント、試合終了後の選手インタビューは背面から見ることになります。
選手ベンチが近いので、ベンチ向かい側席より選手たちの様子をより近くで観察することができます。
⑨ 2階ベンチ側の右端からの眺めです。
2階 ベンチ向かい側 正面(Sブロック)
2022-23シーズンの試合で、2階ベンチ向かい側の真正面の席(Sブロックの前から4列目)で観戦した時の写真です。
この席では、試合観戦はもちろん、オープニングセレモニーから試合終了後の表彰式まで、イベント全体を存分に楽しむことができます。
試合終了後のMVP等の表彰の様子です。
MVPフォトセッションや選手インタビューは、ベンチ向かい側の座席に向けておこなわれます。
2階 ベンチ向かい側 HOME寄り(Vブロック)
2022-23シーズンの試合で、2階ベンチ向かい側のHOME寄りの席(Vブロック)で観戦した時の写真です。
確か前から5列目くらいの座席だったと思います。
2階席は座席の傾斜が適度にあるので、前列の人で視界が遮られるということはなかったです。
快適にバスケ観戦できました!
2階 ベンチ側 HOME寄り(Kブロック)
2階ベンチ側のHOME寄りの席(Kブロック)で観戦した時の写真です。
前から6列目くらいの座席だったと思います。
Kブロックは、端から2番目のブロックです。
コートからは少し遠いのですが、特に不都合なくバスケ観戦できました。
2階 ベンチ向かい側 ほぼ正面(Rブロック)
2階ベンチ向かい側のほぼ正面の席(Rブロック)で観戦した時の写真です。
前から10列目の席です。ちょうどよい高さから試合を俯瞰して観戦できました。
少しAWAY寄りの席になりますが、ほぼ全員ビーコルブースターだったと思います。
SONY α6400 + 望遠ズームレンズ(SEL70350G)で試合後の表彰式を撮影しました。
最長焦点距離(フルサイズ換算 525mm)であればこのくらいの大きさで撮れます。
撮影環境
アリーナの明るさ
写真撮影にあたって、横浜国際プールの明るさは問題ないです。
特に晴天時のデイゲームでは、アリーナ内が非常に明るくなるので撮影には有利です。
ナイトゲームを撮影した以下の写真をご覧ください。
「F値:1.8」、「シャッタースピード:1/500秒」のマニュアル露出設定で、ISO感度(Auto設定)が「1000」に抑えられているので問題ないかと思います。
フリッカーの有無
フリッカーとは、蛍光灯やLEDといった照明が目に見えない速さで点滅している現象のことです。
照明の点滅により撮影した写真に縞模様が写り込んだり、写真の色合いが変化してしまいます。
横浜国際プールでは、フリッカー現象の発生はなさそうです。
シャッタースピード「1/500秒」で連続撮影した写真に、不自然な色合いの変化や縞模様がないことを確認しました。
バスケ撮影装備&設定
僕がバスケ撮影で実際に利用している撮影機材やアクセサリーを参考までに紹介します。
カメラ | SONY α6400 |
レンズ(望遠ズーム) | SONY E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS 型名:SEL70350G (ズームレンズ、焦点距離:70〜350mm, 開放F値:F4.5〜6.3) |
レンズ(中望遠) | SONY FE85mm F1.8 型名:SEL85F18 (単焦点レンズ、焦点距離:85mm, 開放F値:F1.8) |
ストラップ | Peak Design (ピークデザイン) リーシュ カメラストラップ(アッシュ) L-AS-3 |
α6400 の豊富な作例を掲載した実写レビューは、以下の記事をご参照ください。
バスケ撮影時の設定のポイントは以下の記事にまとめています。
参考にしていただけるとうれしいです。
バスケ撮影 作例
横浜国際プールで撮影した写真を紹介します。
アクセス
最寄り駅からのルート
横浜国際プールの最寄り駅は、横浜市営地下鉄グリーンライン「北山田駅」です。
北山田駅から徒歩5分くらいで到着します。
横浜国際プールまでの道のり
北山田駅の構内には横浜ビーコルのポスターが掲示されています。
写真は、2023-24シーズンの前半(2023年10月頃)に撮影したものです。
時期によって掲示されるポスターも変わるので、是非チェックしてみてください。
地上に出るとミニストップが見えます。
キッチンカーを利用しない方はここで食料を調達するのがよいと思います。
横浜国際プールへは、ミニストップの横の歩道を直進します。
すると、長い階段の先に横浜国際プールが見えます。
階段を見上げるとこんな感じです。
この長い階段は「光の階段」という名称です。
ちょっと長いですが、登りきれば横浜国際プールはすぐ目の前です!
登り終えた階段を上から見下ろすとこんな感じです。
横浜国際プール 到着
横浜国際プール メインアリーナの後ろ側(2階席入場口の逆側)に着きました。
ここから入場口に向かって歩いていきます。
横浜ビー・コルセアーズの試合当日は、この辺りにビーコルのチームバスが停まっています。
右手にメインアリーナの側面を見ながら、もう少し階段を上ります。
左手にアーティスティックな赤い階段が現れます。
階段の入口が閉鎖されているので、上った先になにがあるのかはわかりません。
さらに進むと、左手にサブプールの観客席に続く入口があります。
2階席入場口
右手に見えるのが横浜国際プールのメインアリーナのエントランス(2階席入場口)です。
横浜国際プールのメインアリーナをほぼ正面から撮影しました。
撮影したのは横浜ビーコルの試合日ではなかったので、ほとんど人がいませんでした。
試合当日は、2階席のブースター(観客)はこのメインアリーナの正面から入場します。
開場前から多くのブースターが並んで熱気に満ち溢れています。
1階席のブースターの入場口はここではないので注意してくださいね。
1階席の入場口は後述します。
メインアリーナの正面から入場すると、船長のエンブレムが描かれた大きなボードが迎えてくれます。
試合当日は、多くのブースターで賑わっています。
1階席入場口
1階席のブースター(観客)は、以下写真の建物のエントランスから入ります。
ここから横浜国際プール 1階席の入場口へとつながっています。
建物に入って階段を下りると、すぐに横浜国際プール 1階席の入場口が見えます。
2階席のブースターのみなさんはここからは入れませんので注意してくださいね。
円形広場
円形広場ではキッチンカーが出店しています。
写真は、2023-24シーズンの開幕戦(vs 京都ハンナリーズ@京都)のパブリックビューイングを円形広場で実施したときのものです。
この日もキッチンカーが少し出店していましたが、横浜国際プールでの試合当日は円形広場をぐるっと囲むくらい多くのキッチンカーが出店しています。
試合日により、出店するキッチンカーも異なります。
事前にビーコル公式のニュースでキッチンカー情報をチェックするのがよいと思います。
まとめ
横浜国際プールでの観戦席からの見え方などの情報を写真とともに紹介しました。
簡単にまとめます。
- 試合やイベントを俯瞰的に観るには「2階ベンチ向かい側」のなるべく正面の席がおすすめ
- バスケの試合撮影には「1階エンド(HOME側、AWAY側どちらでもOK)」の席がおすすめ
- 最寄り駅(北山田駅)から徒歩5分の好立地(ただし長い階段あり)
- スカイライト(天窓)からの自然光のおかげで明るい(暗転できないので演出は控えめ)
最後までお読みいただきありがとうございました。